投稿する トップページ ヘルプ 小泉総理の靖国神社参拝は国益を損なうまさに愚挙です。中国や韓国が反発するのは当然と思いますが、実は日本人自身の問題です。
若い人達には解り難い問題と思いますが、かって日本は、司馬遼太郎氏が指摘したように、昭和初年から20年に至るまで、日本人が總発狂した状態にあったのです。「鬼畜米英」と叫び、まさに今の北朝鮮と同じようでありました。その狂気を作り出したのが、現人神天皇であり靖国神社でした。
天皇は戦後「人間宣言」を生き延びましたが、これは進駐軍の政治的配慮でした。天皇はアジア侵略により何千万人もの殺りくを犯し、日本人300万人の犠牲を強いた張本人です。A級戦犯以上の戦犯です。これは天皇個人の問題ではなく、「天皇は神聖にして犯すべからず」「天皇は大元帥」とした国家制度の過ちでした。いかに政治、教育が恐ろしいものであるかを物語っています。
しかし、日本人はその過ちに気付き，戦後、平和憲法のもとに数十年をかけて蘇りました。誇るべきだと思います。共産主義に傾かなかった結果です。
共産党といえどもこの事実はソ連崩壊をもって認めざるを得ないでしょう。
私は、日本共産党のシンパです。でも最近の低多落には目を覆いたくなります。大勢を回復するには先ず党名を変えることです。19世紀に止まっているのは共産党だけですよ。革新政党の名に恥じます。
共産党を愛するが故にあえて苦言を呈しました。
さて、本題に戻ります。
小泉総理は靖国神社参拝を「国のために犠牲になった慰霊に誠の弔意を捧げ不戦の誓いを新たにする」と臆面もなく述べ、メデ゛ィアもそのとおり伝えています。この愚挙をどうして共産党は論戦を張って国民に知らしめないのですか。しかも、国益をこれほど損なっているのに。
「4月29日みどりの日」を「昭和の日」に変えるなどもってのほかです。
不破さん、お元気ですか。もう引退されたのですか。あなたの同世代として私はものすごく期待していたのに。最近の共産党の物言いは型にはまっています。志位委員長の操り人形としか思えません。
かって、共産党には吉田首相をも一目置いた徳田球一とか野坂参三とか多士才材がいました。私は日本に共産党がなくなったら、その時、日本は滅びると思います。そのためには党名の改革が絶対必要です。健闘乞う。