我々労働者階級、ないしは、被抑圧階級、ないしは、負け組階層は、弱いのである。団結して全体の半分の議決権を握れば強くなれる可能性はある。しかし、現状ではどうしようもなく負け組であり、弱者である。
弱者を救済してくれと、大声で叫ばなければならない身上である。この世の秩序は、法律で決まる。弱者を優遇してくれる法律を立法府で作ってもらわないとどうしようもない。強者が乱費して、そのつけを弱者に尻拭いさせようとする。現行の政治では、救われようがない。
しかるに既成の左翼は強がって見せてはいないだろうか。そこに勢力の伸びない原因があると思う。
強がって見せてる左翼には近づきがたい雰囲気がある。
大衆組織の中でも、共産党には近づきたくないと思っている人もいる。実際、変に共産党かぶれした大衆組織の人の中には、マイペースに自分本位に行動して、共産党の主張さえしてれば自分は正しいと思っている人がいる。こういう人は、私も敬遠したくなる。
北朝鮮は、自国国民も満足に食べさせられない弱者である。にも関わらず。核兵器など作ろうとして、近隣諸国を脅している。
もっと素直に弱さを出せばみんなが幸せになれる解決の道があるのに。
翻って、日本は、アジアの人達と仲良くやって行かないと経済もなりたたないと思う。だのに小泉さんは、アメリカ一辺倒、アジア人に嘗められてたまるかとばかりに靖国神社に参りに行く。
靖国神社は、桜見物なら行ってもいいように思うが、お参りはどうも、戦中の私は、太平洋戦争に結びつく神社として、敬遠したい。
アジア人の神経をさかなでするだけでなく、日本人の神経もさかなでしていると思う。
民主党が政権をとったら、岡田さんは、靖国神社にお参りはしないという。アメリカ一辺倒ではなく、アジアにも目を向けるという。
私自身は、日本共産党に投票するけど、民主党に政権を執ってもらうのもいいと思う。日本共産党が全国300議席にこだわらなくなったことで、次回の国政選挙では、一歩前進すると思う。第一共産党が無駄な立候補をしても、それに見合うお金があつまらないだろう。私自身も以前は、一回の選挙につき1万円カンパしていたけど、今では500円に値下げした。
そういう点で、日本共産党も強がりをやめたことになるのかなー。
弱い者が、強がって見せてもはじまらない。弱さを前面に出した方が本当の強さを得られるのではと思う。