朝日新聞5/30日、声欄トップ、ふやけた声が続く3度めである。
首相靖国参拝 公明、自粛を要求(26日)の記事を読んで、71歳の男性が日本の外交にとって「時の氏神」と言えるーーと公明党を賞賛しているのである。
「小泉首相は靖国問題で一度勇ましい発言をしてしまったことから、世論と党内強硬派との間で動けなくなってしまったようです。・・・小泉首相はいつまでも我を張らずに、この要求を渡りに船として」
中国・韓国などと波を立てずに、平和外交をして市民を安心させてくださいーーと結ぶ。
自民党との連立のとき、「割れ鍋に綴じ蓋」という諺をおもいだしたが、また、ここでも紹介されていた学会系の新聞雑誌等広告取引、JRや警察官関係への介入など、この公明党は、まこと、ビジネスに長けている。
遊牧民さんの創価学会二世としての告白を面白く読んだが、まさに、この組織にとって、首相は赤子の手をひねるようなものかもしれない。
それにしても、どこまで、茶番をつづけるか。
日本には、ジャーナリズムも憲法も、実質なかったのだということは、真実であろう。
ならば、真実のジャーナリズムを、真実の政治を、早急に創らななければならない。
「素晴らしい憲法」を生かして。否、死に体となっている憲法を蘇生させることが先かもしれない。
余談だが、しんぶん赤旗には、東京都議会・自公民の「海外視察という名の豪華税金旅行」のチラシが入っている。石原都知事の下、羽振りがいいのは自明だが、共産党が反対し続けている福祉切捨て・戦争推奨の強硬政策が実効されている。
自民・民主はカジノで2泊とか(石原氏はカジノ大好きである。自身のカジノ経営はどうなったか)。
共産党のチラシを配る支持者を、逮捕拘留など、序の口で、「邪悪な神様」までついてくれば、小さな島国をどこに持っていこうが、お茶の子さいさいであろう。