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日本の密室処刑

2005/05/09 長壁 満子 金融

 電気だろうが首吊りだろうが、銃殺刑だろうが、やられるものにとって、惨い ことは同じでしょう。
 また、公開だろうが、密室だろうが、これも、本人にとってはどうなのでしょうか。 密室の方が権力の思うがままにできるということもあります。
 かたや、情報の公開云々、民主党中心に提言されてきたような気がしますが、個人 の情報も簡単に見られるということだそうですね。一方、個人情報保護法案という法 もできた?ようで、なにやら、個人萎縮法案の意図があるのでは私は疑っています。
 それにしても、嘘の大量破壊兵器や捏造9・11事件などからスタートした戦争は、 いまや、「密室戦争」ですね。米軍がロボット兵士でイラク人を何百人殺そうが、限 定核で人類や国土を荒廃させようが、こちらにはほとんど伝わりません。占領戦争は 更なる拡大で、激化しているというのにです。保育園や介護施設でのロボット導入な どと、明るい話題として報道されます。
 現在、米軍の卑劣な無差別殺戮は、レジスタンスの激しい不屈な抵抗にあっていま す。
 それを、赤旗は「大規模テロでイラク人が犠牲」と伝えます。原因は米軍の占領に にあるのだといいながらです。
 どうも、日本のメディアには、真実を伝える姿勢はトンとないようで、「公開処刑 はひどい」といった、現象面で思考ストップさせるのがせいぜいのようです。効果が ありますね。
 日本人は、よくよく、想像力というものが、ないのでしょうか。
 プロパガンダさえも伝えられなくなったらそこは、倍の真実が隠され埋もれている ということではないでしょうか。
 実は、長い文章を送るとき、失敗してしまいました。とりとめもない文章になって しまいましたが、どうしても、書き添えたかったことです。
 日本国内で起こっている事件や現象、法体系、法やシステムを改悪させる意図を、 私達は、そのおおもとに目を向ける必要があるのではないかと痛感する今日この頃で す。