ご説明ありがとうございました、仲良くやって行ければと思っています。
しかし正直と言うか、もう少し何を訴えたいのかわかりにくいのです、泣き言に聞
こえてしまいます、これでは「郵政民営化」という敵の郵便労働者への最大級の攻撃
に勝てないと思います、私だったら「オモロナイッ」と言ってオルグを断ります。
先ず確かに厳しい状況は分かりますし、ふたつの労働組合の長年の対立も理解しま
す、しかし「そこに止まっていては国鉄と同じ轍を踏みますよ」と言っているのです。
危機の到来は最大のチャンスと良く言われます、確かに「外部からなに云うてん」
と言われると思います。
だが今の郵政の職場は「全逓」と「全郵政」が反発し合っていた昔と違い、ゆうメ
イトとか小荷物の外部委託とかが進み、民間と同じく非正規労働者のウエイトが格段
に高まっていると聞いています。
それこそ韓国民主労総のように、非正規雇用制度反対のゼネストか起きても不思議
はない環境にあると思います。
しかしそれは全然ない、出来てない、それで労働貴族的な権利にしがみついている
と批判されても、それならこれまでどおり、JPUと全郵政がそのまま残り、ゆうメ
イトや請負の小包配送労働者を切り捨てたままでいいのか、それこそ労働者階級では
なく、「正社員の地位にしがみついている」事にならないのか、という疑問です。
今郵政労働者には、これらを打破する絶好のチャンスが来ているのだと思います、
しっかりゆうメイトや請負の労働者も組織し、敵が郵政民営化を無理やり進めるなら、
労働者も組織を固め団結して闘う、それが郵政労働者の闘いの道筋だと思います。
そうでなければあの「6月末全員解雇」攻撃の中で頑張り抜いている同じ職場の若
い労働者(ストライキをしたのは「小包委託業者」ではありません、当局から雇用関
係もないと言い切られた支部労働者です、こんな差別意識だから闘いが進まないので
すよ)と一緒になって闘わなくてはならないのです。
「加古川」と何か遠い所の事のように云われていますが、小荷物1個完全配送で1
05円という条件は、ヤマトを追い出した全国の郵便局にあるはずです、そこで仲間
が、若い労働者が呻吟している訳でしょう、彼らの組織化が急務なのですす、既に郵
便業務は非正規雇用の労働者の力がなければ成立しなくなっている、その現実を踏ま
えて組織化なりオルグするのでなければ、郵政民営化攻撃を跳ね返す事は出来ないと
思います。
民間企業ではリストラと称して正社員(正規雇用)からパートや派遣への切り替え、
そして能力主義とかの名目で30%以上の賃下げなどが、バンバン行われて来ました。
郵政の正規労働者にとって、請負の労働者は明日のわが身かもしれない、それ位の
危機感がなければ、今の資本には勝てないと思います。
ストの後の集会で「決起が余りにも遅かった、しかし決起した以上勝つまで闘わな
くてはならない、支援の人もその覚悟があるか」との発言があったと思います、それ
は先ずJPU・全郵政の労働者に問われているし、支援する労働者階級にも問われて
いるのです。
「敵は強い、どうしょうもない」「今までもこうだったから今後もこうだ」と諦め
たら労働者に勝利はありません、即敗北なのです。
全郵政の労働者だって同じでしょう、みんな同じ職場で働く仲間ではないですか、
共通点は一杯あります、小異にこだわっていたら敵に勝つことは出来ませんよ、労働
者にとって団結が最高の力なのですからー。
でも繰り返しますが、やっぱり闘うってことは楽しく、面白い。
苦しい現場の事をさておいて、勝手な理想論ばかり述べました、お許し下さい。