萩原遼氏の言動を詳しく知っているわけではありませんが、とっくに党籍はな
いものと思っていました。いまだ党員であったとは、同氏も党も、少しは大人になっ
たのかなと感心しています。
さて今回の除籍ですが、「元赤旗平壌特派員の肩書を使い、党外の出版物で、党を
批判したり、北朝鮮問題で党とは異なる見解を公表」したのが「党規約に照らして・・
・誤りである」というものです。
しかし、
?元赤旗特派員・・については、肩書を偽っているわけではないし、元国会議員など
が、元と称して、直接党と関係のない会合などで発言している例はたくさんあります
から、特に問題はないと思います。
?党外の出版物で・・という点ですが、出版物に限らず、放送や集会や街頭などで、
党員が自分の見解を公表してはならないという規定は党規約にあるのでしょうか。あ
りませんよね。
とすると最後は、
?党とは異なる見解を公表したということが規約に反するということしかないと思い
ますが、個々の問題に関する党の見解などというものは、時には180度変わること
だってあるわけだし、個々の党員の立場によっては納得できないことだってあると思
います。それを全て、党と異なる見解を、党外で公表するのは誤りだと言い切れるの
かどうか、党の見解をきたいところです。