尼崎市会議員選挙は、5月29日告示、6月5日投票で行われました。私は、
尼崎市会議員選挙の応援に行っていました。選挙は、市の情報公開とや小学1年生で
の35人学級実現を実現さてきた白井文市長の実績に応える政党がどこなのかを問わ
れたと考えられます。自民党・保守系の維持と公明党の1議席増、日本共産党の8議
席維持、社民党の1議席減、新社会党の議席実現、市民派無所属候補の維持の結果に
なりました。
日本共産党と公明党は、近畿からの支援を中心に奮闘しました。社民党は、福島党
首と土井たか子衆議院議員の応援をしましたが、躍進ができませんでした。民主党は、
小沢一郎衆議院議員が主宰する小沢政治塾出身の若い候補者を起用して若さをアピー
ルをしました。
新社会党は、市民派をアピールをして地道に活動をして当選をしました。
今回の選挙は、かなり激烈な様相でした。市民派無所属の候補者で当選したのは、
丸尾まき(1位)と酒井一(23位)、ひろなか信正(40位)の3人です。この3
人は、議会でのスタイルの違いますが、市の情報公開や市民の市政参加を市民に訴え
たために当選をしました。
私は今回の結果を見て、?市議会の模様をニュースやインターネットを中心に市民
に向けて広げる、?野党の自民党や公明党からのデマや中傷に素早く反論をすること、
?市民の目線に合った議会活動や候補者活動をすることを感じました。
特に、社民党は、支持者の意識動向の移り変わりに対応が出来なかったためにこの
ような結果になったと思います。新社会党や市民派無所属候補との選挙協力ができな
かったことも敗因にもなっています。また、日本共産党や公明党のような日常的な
「世話役活動」に徹することができなかったことも考えられます。社民党の活動家や
支持者の方は、選挙が終わって、まるで葬式に出席しているときと同じような様相で
した。
選挙の結果は、企業団体依存ではなく、市民や青年に依存する選挙のたたかいする
ことを知りました。