お説に賛成です。
>ところで問題点として感じるのは、例えば労働者がいつまで経っても労働者であり、 その権利を守るのは組合くらいしかないというワンパターンに陥っているのではない か?ということだ。
これは有史以来延々と続いているように思う。
その通りです。でも、昔は奴隷そのものだった労働者が、資本主義社会においては、 市民に昇格はしました。
>そこで一つの提案だが、資本主義経済(資本家自由主義)下では資本を元に誰でも 企業を起こすことができる。今やNKは共産主義革命を実行することが出来ないばかり か、国会内でも風前の灯火だが、その代わりに、NKの主張が企業の内で具現化すると こうなるんだよ!というような、職場として理想的な会社を次々と興してみせたらど うか?
日本共産党には、無理な話ですが、階級社会ではなく、階層社会的企業を経営して いる賢明な経営者はいるようです。そういう企業では高品質なものを生産して収益を 多くあげているようです。
>得られそうもない権利を主張する位なら、いっそ、それらの条件が満たされるよう な会社を自分達で作ってしまえばいい。他人様の会社でブーブーわめくより、自分で やったほうが早道というもの。で、その会社にと?都合の良い議員を養成して送り出 す。経団連や松下塾の向うをはるわけだ。
党費は浪費ではなく投資なのだよ。
良い案ですが、今の共産党では無理でしょう。出来る能力のある人がやるというこ としかないと思います。
>公党の企業経営に制約があるのかどうか知らないが、それは頭のいい人がなんとか 切り抜けるしかない。さざなみ通信を読んでいると、知識層から労働者、経営者、色々 な人たちがいて、案外出来そうな気がするのだが?
中国共産党は、企業経営もやっているのではないでしょうか。各市の党幹部は如何 に収益を上げるかがノルマになっているという話も本で読んだりしましたが、北朝鮮 なども案外そういう方法でピンチを切り抜けるのではないかとこの頃考えています。 中国と韓国、ロシアなどの援助をえて、市場社会化する。そういう方法が帰着点では ないかとこの頃考えています。
>これは昔の(今も?)創価学会とか、ヤマギシ、MOAなど宗教団体の勧誘手口に似 てなくも無いが、要は共産党的な会社とは、こんなにもメリットがあるんだよ、とい うことを世間に知らせることができれば、共産主義に対するイメージもアップできる のではないかと思うのだ。
大衆組織の活動は、そういう方向に行かざるを得ないと思います。
今でも、生協活動などはそうですね。かなり多くの人に浸透していると思います。
私の知っている人達は、子供ができると、にわかに
生協活動に熱心になります。
>逆に言えば、それが実現できないものであるのならば、共産主義とはどんなものな のかを一般人がイメージとして掴むことはできず、つまり自由の全く無い独裁主義と いう現行イメージが正しいとせざるを得ないから、共産主義の実現など到底無理だ。
だから、大衆組織の活動が大切だと私は思います。しかし、そこにも官僚主義を持 ち込みたい党員がいます。党員は自分が大衆を指導しなければならないと自負心を持っ ていますが、逆に大衆から教えられる事になると思います。奉仕精神のない党員がハッ スルすると、組織はしぼんでしまいます。奉仕精神のない教条主義者は、組織をつぶ すことは出来ても発展させることはできません。大衆は、ギブアンドテイクが本音で すが、奉仕者に対する感謝や、見習う心を持っています。教条主義者が一番困りもの です。
>さらに、現体制下で労働者にとって最も理想に近い会社が実現できないとしたら、 NK自体の存在価値も無いことになる。
そのとおりだと思います。会社まで行かなくとも、せめて大衆組織を発展させたい と思います。
>共産のつく名前を変えるのも方法の一つではあるが、党もQ&Aで認めているように、 中身が同じなら、世間からの見方も同じ、つまり支持は得られないということだ。
名前は、何でもいいと思います。中身が問題だと思います。つまり愛情のある組織
かどうかだと思います。愛情のある会社なら、従業員は終身奉職をしているようです。
経営者も簡単に従業員の首は切らず適材適所に労働者を配置して、年をとっても働け
るようにする。
少子化の日本では、女性と老人が労働力を補わないと労働者が足りなくなる。これ
からもっとも足りなくなるのは、労働力だと思います。
現在でも、電気やさんは、いそがしくてなかなかきてくれないという実態もありま
す。畳やさんや、ふすまやさんは、生活スタイルがかわったので、仕事がすくないよ
うですが。
>拡大活動とサービス残業、除名と解雇、等など、言葉を入れ替えてみればいい。労 働条件の悪い職場で反共攻撃を受け、さらに仕事以外の党活動で無償奉仕をさせられ、 へたをすりゃパクられるなんて、あった話じゃないことに気付くだろう。
まあ、そのことに生き甲斐を感じている人は例外でしょうね。
ノルマでやっている人は気の毒です。
>これが労働条件の見合う、分配の公平な会社だったとしたら、その会社が発展する ように営業活動とかに力を注ぐ甲斐もあろう。エネルギーの使い方を間違えてはなら ない。自分らが設立に参加した会社で、その労働に見合う報酬を受け取る。そのほう が精神衛生上も良い。理想的な職場としての企業を発展させ雇用の拡大も図るのだ。
>党勢の拡大が雇用の拡大につながるとは、この不景気な時にこそ、望まれることな のではないか?
大衆組織ではささやかながら実現しているところもあります。
他人がやりたくない活動を小分けして、やりやすくすると言うような方法で、収入
は微々たるものですが、自分たちのやりいいように改善するということで、割合張り
合いをもって、定年後の生活費の補いにちょうどいいのではと思います。
中心になって活動する人が満足してないと、組織は伸びないと思います。私の周り の大衆組織では、雇用の面でも、無理なく配分が行われていて、だんだんよくなる傾 向を感じています。
>もちろん、運営がうまく行き、その方法が全土に行き渡った時、共産主義、社会主 義の成立を意味するか?というとそうでもない。しかし、そうした「善良な」会社が 支持する「善良な」議員が多数を占めることにより、社会的にも「理想的な共産主義 に近い」状態が実現したと言えないだろうか?
>このことはNKに限らず、第三の勢力を結集して新しい政党を立ち上げる場合でも同 じで、要するに、経営能力の無い政党は所詮支持するに値しないと言うことなのだ。
まったくその通りと思います。