投稿する トップページ ヘルプこの世の中に常なる物はない。その事は昔の文学者の方がよく知っていたと思う。祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。 娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。（平家物語より）と・・・
その無常を史的唯物論で現した、マルクス・エンゲルスは、偉大だと思う。封建制の次は、資本主義、資本主義の次は、社会主義へと時代は変化する。
地殻変動によって小地震、大地震が起きるように経済の変化によっても、小波、大波が現れる。今は、大波の中だと思う。資本集約型産業（大量生産）から、労働集約型産業（少量注文生産）への移行期だと思う。
同時に階級社会から、階層社会への移行期でもある。また、垂直型思考から、水平型思考への移行期でもあると思う。
今までは、上役に忠実だった社会人もこれからは、同僚に忠実でないと生きて行けないかも知れない。変化が激しいから、上から必要な情報は降りてこない。横から情報を得ないと、変化に対応出来ないと思う。
その思考方法を早く変えて行くことが出来た人間が生き残って行けるのだろう。社会の変革期は、縦から横から津波のように大波が押し寄せる。この波のリズムにうまく乗れるように波の性格を知ることが 大切ではないかと思う。