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六カ国協議で靖国参拝が問題化?

2005/07/29 とんび 40代 医療専門職

 1年3ヶ月ぶりの北朝鮮、日、米、韓、中、露の六カ国協議が北京で行なわれ、非核化をめぐり米朝二カ国が交渉を続けています(7.29朝)。北朝鮮は、極東全体の非核化を言い出しています。つまり、在日米軍の核保有問題に迫っています。私は、北朝鮮の現在の体制の延命には賛成できません。と同時に、非核化には大賛成で、米、中、露およびその軍隊の駐留する国での核兵器もなくなって欲しいと考えています。
 さて、今回の協議では、北朝鮮による日本人拉致問題が他の国々から相手にされませんでした。人権問題に言及すると中国が危なくなるのです。日本ではほとんど論じられないのですが、人権問題につっこむと、日本の首相の靖国神社公式参拝問題が噴出したとき、外務省はどう応答するのでしょうか? 実は日本のダブルスタンダードを、米、韓、中とも苦々しく思うことでしょう。
 残念なのは、このような歴史的問題・他国民の立場で日本の姿を描くメディアが日本に少ないことです。拉致問題も核廃絶運動も、自分の党が仕切れないとわかると、ほとんど手を退く共産党の現状も、残念です。