以前、投稿させて頂いていた者です。
あの時の投稿でも、党のことを「擬似宗教」と申し上げてしまいましたが、まだ、
その懸念を持っています。
実は、党員用投稿欄で話題になっている原水爆禁止運動の分裂の件ですが、党籍が あった頃、支部会議で、その件を質問してみた事があります。たまたま、都委員会の 方が、原水爆禁止大会に関する参加とカンパの訴えに来ていました。
その時の都委員会の方の答えとしては、運動の分裂は、すべて原水禁の側にあって、 路線の違いを議論せずに分派活動を企て、別組織を作るに至ったということと、その 根底には、当時の社会党が、ソ連の核は防衛のためのものであり、帝国主義の傘下に ある核と同一視すべきでない・・・という、とんでもない議論を展開し、それを押し 付けてきていた・・・という答えでした。
いろいろな経過の中で離党のような形になり、このサイトと出会い、時々、拝見さ せて頂いていますが、本当は共産党の側が、あの「とんでもない議論」を展開してい た側であり、事実は正反対であったということに慄然としています。
私は、このサイトで、その点を知るまで都委員会の方の説明を信じていましたし、
早く運動を統一して欲しい、と願っていました。
しかし、事実を知ってからは、運動の統一は無理だろうと思うようなりました。
なぜなら、今までの個人的ないろいろな経験から言っても共産党の側が、自らの誤
りを認める事は、あまり期待できないからです。
それにしても、事実を正反対に説明し、責任を転嫁して、運動の分裂をそのままに している「科学的社会主義」の政党って、何でしょうか。
憲法九条が危ない今こそ、本当は護憲勢力の躍進が必要で運動の統一が必要だと思 うのですが・・・・。