筆坂さんが離党したという。この問題は、ずっと真実が明らかにされないまま推移したが、既に週刊誌などでは真実の一端と思われるエピソードが欠かれてきた。仮に事実行為としてセクハラ問題があったとしても、中央の対応は間違いだった。一昨年の不破の講演を日比谷で聴いたが、明らかに虚偽の匂いが濃かった。セクハラは、犯罪行為ではない。
不破は、その後のマスコミ報道にも一切反論しなかった。反論できるはずもない。彼が言うところの「社会の規範に最もあった対応」とは言えなかったからだ。セクハラに対する対応の規範は、既に政府まで示しているところだ。
筆坂さんは、いまや自由人だ。彼を妨げる規約も規律もない。ぜひ、自らの口で真実の一端を明らかにしてほしい。何年かの間、党の顔としてテレビでも活躍した「公人」であった立場は、離党と共に麦捨てられるものではないはずだ。
今後のご健勝を祈念したい。