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東京都議選の感想について

2005/07/18 山本 40代 会社員

 東京都議会選挙は、3日に投開票されました。結果は、自民党が5議席減の48議席に後退し、公明党が23人、民主党が13議席増の35議席、日本共産党が13議席で2議席減、生活者ネットが3議席減の3人に後退しました。社民党は、議席回復になりませんでした。杉並の福士敬子候補も激戦の中で当籤をしました。
 選挙は、サラリーマン控除廃止や福祉・教育予算の削減、再開発ラッシュと高速道路建設を中心とした大型開発優先の予算、一極集中によるヒートアイランド現象の問い問題の発生、東京都の外郭団体「東京都社会福祉事業団」が、都有地に都の補助金で建設した「社会福祉総合学院」を学校法人が利用している問題に絡んでの浜鍋副知事への疑惑追及、石原知事と土屋たかゆき都議と一緒になっての学校現場での日の丸掲揚・君が代斉唱の強制などが争点になりました。
 都議会は、自民党・公明党と民主党の石原知事擁護派が多数を占めることになりました。
 私たちが、都議選で成果のあったことは何か、争点になったことが都民の間に広がりがあったのか、なぜ、日本共産党や生活者ネットの後退、社民党の議席回復にならなかったのか、自民党がなぜ後退したのか、公明党が上位当選をするのかなどを分析をし、今後の選挙での総括にするのかをすることです。