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銀河さん、寄らば大樹の陰さん、本当にごめんなさい

2005/07/24 パルタ 30代 派遣

 銀河さん、寄らば大樹の陰さん、本当にごめんなさい。言い過ぎてしまいました。あなたがたの活動には敬意を表します。すみません。申し訳ありません。

> 「太平洋戦争でアメリカを破った日本」なんてどこの国の人が言っているんですか。

 マレーシアやタイ、インドネシア、ビルマの人はイギリスやオランダ、アメリカを破った日本を一面では評価している所があります。

> 中国でも韓国でも、アジアの人々は日本のことを良く知っています、おそらく戦前の日本のことなら、日本の若者達より中国や韓国の若者の方がよっぽど良く知っていると思います、良く勉強していると思います。
> これは私自身の経験や、交流の体験からの確認です。

 すいません。中国、韓国どころか長崎で殺人事件を起こした少女が住んでいたマレーシアのような東南アジアですら日本に良い感情を持ってない人はいます。

> 勿論、みのもんたやどこやらの占いのオバサンの事は知らないでしょうね。
> それと同じでオサマ・ビンラディンやアルカゥイの事がアラブ・イスラムでそんなに有名とは思えない、彼らが正義の味方なんてあろう訳ないし、もともとアメリカの子飼いだったりするからそんなに人気がある訳がない。
> 日本も含め西欧のマスメディアは、戦争の真実を隠すために、色々とデッチ上げ、所謂マッチポンプなどやって人々の目を逸らし、金儲けのため情報を売り垂れ流してきた。
> そんなものに安易に騙されてはならない。
> オサマ・ビン・ラディンなどとっくにアフガンの山中で野垂れ死にしているかも知れない、アルカゥイなんて何かがあれば利用されて登場するが、本当にいるのか、いないのか誰も判らない。

 そうですね。イスラム教徒の人の方が案外その点は冷静に見ていると思います。冷静でないのは非イスラム教徒の権力者やマスコミでしょう。

> かつてサダム・フセインが行き方知れずになった時、彼が残存の大統領親衛隊を率いてゲリラ活動していると言われていた。
> しかし、彼が惨めに穴倉から出てきて以降、イラクの武装勢力による闘いはより激しくなってきた。
> 今欧米による戦争も、またそれに対するレジスタンス攻撃もゲリラ闘争も、かつてのようなどこか不屈のスーパーマンや英雄がいて闘われているのではない。
> イラクにまたアフガンでも象徴的ですが、無数の、とどめもない無名の人々によってその戦いは担われている、マスメディアが流す「自爆テロ」でも何人も爆弾を抱えて死んだ筈なのにますます増えている、止めようもない。
> もし「自爆テロ」とかが、かつての日本特攻隊のレベルならとっくに種切れしている、人も爆弾も、なのにより一層増えている。
> これはイラク侵略戦争が物凄く深い原因を持っているからです、仮にイラクでレジスタンス勢力が敗北しても、

 敗北しないでしょうね。アメリカが撤退するまで抵抗は続くでしょう。敗北などという言葉はイラクの人にはないように見えます。

>他の国や地域地でまた新しい闘いが、レジスタンスが、「自爆テロ」と称される闘いが行われる。

 アメリカが撤退しない限り、まずイラク自体で続く可能性は大です。

> これは今の資本主義体制が転覆するまで続く、今の経済グローバル化、弱肉強食の体制、貧富の格差がますます拡大し、地球の四分の一の人々が食糧確保に苦しむ世の中が、根本的に変わるまで続きます。
> おそらくその闘いの中心には、韓国の民主労総的な労働者が中核を担うでしょうし、或いは抑圧され、差別された人々、餓えた人々との統一戦線の下に闘われるでしょう。
> マスメディアは自らが生き延びるために、更に幻想を生み出して行くでしょう、その時また新たなオサマ・ビン・ラディンが生み出され、アルカゥイが活躍するでしょうが、この流れは決して止まらないと思います。

 誤解しないで欲しいのです。私が何を訴えたかったというと、自爆テロを批判するためではなく、あちら側からイラク労働者を混乱させるために無差別謀略テロが実行される可能性があると思うからです。明らかにこちら側を分断させ、混乱させるためのテロはあります。だからといって自爆テロをするほど追い詰められた労働者を非難はできない。
 その代わり、CIAやモサド、MI6、ISI、サウジなどの各国情報機関の動向に十分気を付けるべきだと思います。レジスタンス側だけでなく、帝国主義の側から無差別テロは仕掛けられることがあるという前提が議論にあれば良いのです。航空機爆破テロ犯をアメリカは引き渡そうとしません。
 イラク武装勢力を一まとめにしないで、私のいわんとすることはこれだけだったのです。テロへの過度の感情移入を抑え、大森ギャング・下山・三鷹・帝銀・松川事件など過去の無差別テロの傾向に一定の研究は必要だと思います。イラクでもアルジェリアでもアフガンでも無差別テロのドサクサにまぎれて労働組合活動家が暗殺されています。特に自爆ではなく、遠隔操作の場合、警戒した方が良いでしょうね。
 私は反資本主義であっても先住民まで襲撃したFARC・GIA・センデロルミノソは支持できない。資本主義の矛盾を持って、殺戮者の思想の矛盾に目を背けることはできません。自爆テロという戦術以上に背後の思想・背後関係は厳しく問います。自爆テロだから問題だという以上に、背後の思想でそいつが何者かが大事です。タミール・イーラムも女性メンバーまで自爆するからです。資本主義反対の極右による無差別テロもあります。
 世の中には労働者階級の利益のためにも共闘してはならない反体制もあるのです。私は戦術以上に思想を問います。

> 地道にオルグをし、会費を集め、動員に従う、それも間違いなく重要で、確かに必要です、しかしこの世の中の構造を良く知った上で、初めてその運動も芽吹くのです、花が咲き、実がなるのです。
> 今の上が言うから、指令が来たから仕方なく、なんの感動も楽しみもなく動いているだけでは何にもなりません。
> 既に日本は世界の人々の怒りを買う国に転落しています、ゲリラ戦争をかけられる国になっています。
> 今問われているのは、私達が如何にまともな闘いを闘えるのか、如何に自衛隊のイラク派兵に反対し、つくる会教科書の採択を阻止し、小泉の靖国参拝を止めさせ、民営攻撃や非正規雇用などと闘い、共謀罪法案を廃棄に追い込むかなど具体的な闘いこそ、問われているのです。
> その闘いができた時、アジアや世界の人々は私たちを見直し、共に連帯出来る友人、信頼に値する労働者と見てくれるでしょう。
> 現状を許しておいて、嘆いても誰も手を差し伸べてはくれないのです。

 はい。不快感を感じられたら、お詫び致します。私も頑張りたいと思います。