何度か、この討論欄を拝見させて頂いていますが、結局のところグランドデザインが現党指導部では描けないということに尽きるように思います。右翼修正主義的綱領改定では、(語として正確かどうか問題があるかもしれませんが)少なくともこれだけ憲法問題や財政破綻問題、社会保障の後退、イラク問題等々がありながら、まともに攻勢に転じられない。ミンセーも学生運動も壊滅した(壊滅させた)日本共産党の組織としての脆弱さが露呈している。といってもぼくは離党しているし、直接的にアレコレいうべきではないかもしれないけれど。市議をしている友人なんかは、ほとんど党中央に問題意識を持っていない。そしてとても忙しくしている。よく活動できるなあ、とぼくなどは感心してしまう。いらないお世話かもしれないけれど。でも少なくとも党指導部は選挙で負けたときは、党勢がどうだこうだという前に、自己批判し、指導部を退くべきだと思います。これもお節介かな。ぼくは党にいたときからずっと不思議に思っていた。