人文学徒さま、私の投稿について、コメントをいただき、ありがとうございます。
コメントに私の説明不足もあって、誤解なさっている点が二箇所ありましたので、それをはっきり書くことでお返事とさせていただきます。
大変おそくなり、間の抜けたものになってしまい、申し訳在りません。
一つ目の点
>>2 二番目に僕は確かに、参加者の減少を意識していました。さて菅井さん。このさざ波への「左の増加」ではなく、投稿自体が大幅に減っているその原因は一体何だと思いますか。僕は1のことが関係していると確かに書いているのですけど、あなたはどう思われるのでしょう。
私のそれについての考えははっきり書いたつもりでしたが、人文学徒さんは書いていないと思われたようですので、もう一度言葉を補って再録します。
《もともと、日本変革のためには共産党の今のやり方を直さねばならない、ということで始められたさざ波通信は、前回の綱領改定により、共産党自体が変る可能性がなくなった、新しい党の結成を、と編集部が見解を述べた時点から、改めてその存立根拠が問われなければならなくなってしまったのだと思います。[そのため、意義のわからないサイトとなり、参加者がへってしまっているのです。]本体の通信が一年間も停止状態[編集部のイニシアチブが発揮されていない]なのも[投稿者のへっている]原因の一つです。》
《参加者の増加の問題を考えるとすれば、まず、さざ波サイトの性格の問題[を考えるべきだ]となるように思います。》
2つ目の点
>>「奥田氏のような典型的『資本家』をどう描くべきかという点で、僕がとても重要な誤りと日頃から考えてきたあるやり方を批判したものです。この問題は、目前の投稿数の増減などという小さな事ではなく、いわば革命の戦略にも関わってくるような重要な「思想」事項と考えてきました。この点についての僕の「感覚」を、「言われることはもっともだと思います」と、「左の左の(と僕がいうであろう)」菅井さんが認めて下さっていることは大変うれしい事でした。
私が最後に付け加えた言葉を、人文学徒さんの人間観自身(これは感覚ではなく思想だと思いますが)について、「言われることはもっともだ」と言って同意していると取られたようですが、そうではありません。
人文学徒さんの、
>>年収1000万もある所帯は憎しみの対象ででもあるような投稿も見受けられるが、夫婦がある時期苦労して「専門職としての妻」との共働きを維持し続けることができた50代の所帯なら通常最低その1.5倍以上にはなるのではないか。それについて、「そういう人物たちに対しては、客観的には搾取をしているのだという事実側面をばあくまでも衝いてやるべきだ。ほかって置けば敵以外の何者でもないはずである」というふうにでも対処されるお積りだろうか。
についての感想でした。これはかなり説明不足でしたので、補って書きます。
《追加
「奥田氏」論議に関わるエッセー(05/3/16)で述べられている人文学徒さんの人間観が正しいかどうか[を議論すること]は、したがって、この問題[さざ波を活性化させること]のためには主要なことでないと思います。
ただ、奥田氏はやさしそうな顔をしていますから、私自身はだまされないように、彼の本質は資本家であると、意識的に考えるようにしています。[つまり、人文学徒さんのようには考えません。]
また、人文学徒さんの感覚は、収入や専門職についての[「年収1000万もある所帯は憎しみの対象ででもあるような投稿も見受けられるが、夫婦がある時期苦労して「専門職としての妻」との共働きを維持し続けることができた50代の所帯なら通常最低その1.5倍以上にはなるのではないか。」それを敵視するのはどうかという御意見には、貧乏人の私には、その金額を当たり前となかなか感じられないので、]感覚がやはり[人文主義者さんと]私とは違うなと思いましたが、言われること[年収1000万円の専門職の賃労働者は搾取者ではなく、賃労働者階級の一員である]はもっともだと思います。今は人文学徒さんのように感じる人の方が多いのでは、とも思います。》
自分の感覚を絶対視しないための自戒のようなものでした。
ただ、人文学徒さんの投稿を再読して、人文主義者さんがここで言っているのは高給の専門職賃労働者のことを言っているのではなく、奥田氏のような経営者(資本家)のことを言っているのかもしれない、という気もしました。そうではないと思うのですが、私の読み間違いでしたら御容赦ください。
この返事が遅れて間の抜けたものになってしまい、申し訳ありません。