中央委員会の反論も、宮本顕治 獄中12年の嘘(誤解とすべき?)というタイトルの対談も個人的には、ピントがズレた議論だとおもいました。
そもそも、宮本議長は、もう引退した方だし、多くの若者にとって神格化された存在かと言うと、絶対そんな人物でないわけで、(むしろ、誰?)そういう方が何年、網走にいたかということを目くじらたてて、お爺さん方が真剣に非難合戦するのは滑稽に感じました。
むしろ、彼や他の共産主義者、自由主義者たちが何年も拘束され、言論の自由を奪われた時代があったこと、そして、その反省に立って、現在の日本があること、そのことこそが、もっと、今、真剣に考えられた方が良いことがらではないでしょうか。
我々は、過ちを起こす存在です。ですから、今や、別種の、より良い人間になったなどどと思い上がってはならないと思っています。