7月3日付け木村愛二氏の投稿には驚きました。
あれはまったく赤旗記事の言うことに尽きているのではないでしょう。「兵本達吉の研究によると」もヘチマもありません。
私は別に共産党の歴史に詳しくなどありませんが、宮本顕治氏が1945年になってから網走に送られたことは、たまたま知っています。ごく薄い「網走の覚書」をちらりと見ただけでもこのことは書いてあります。
この事実を、たまたま木村氏が、そして兵本氏や立花氏が、また瀬古由起子氏とその懇談相手が、知らなかった(勘違いしていた)というだけのことです。
何も「真偽を問う」とリキんでみたり、「大いに発奮するであろう。やれ! やれ!」と煽り立てるれようなことではありません。「時期から言えば避暑みたいなもの」という言葉もジョークとはいえ、当時の苛酷な状況と対比してみるときあまり上質なものとは思われません。
宮本顕治氏や共産党の問題点を批判するのは意義のある必要なことだと思います。その意味で、このサイトはとても大事なサイトだと思っています。しかし、今回の木村氏の投稿のような、言葉の真の意味でナンセンスな文章は、批判の名にあたいしません。投稿者の人格・精神構造に疑問すら感じます。 共産党非難のためならどんなに無責任な無内容な言論を用いても構わないというような態度は良くないと思います。いささか義憤を感じ、初めて投稿する次第です。