投稿する トップページ ヘルプ＞月刊誌、WiLLの２００５年８月号に、特別対談「宮本顕治"獄中12年 の嘘"」が掲載された。対談の主は、立花隆と兵本達吉である
私も読みましたが目新しい内容ではないと思います。新左翼諸党派の間で何十年も 言われてきたことです。兵本元秘書の言動は、かつて党を批判していた文書の、受け 売りです。党幹部として無数の現場の党員の上にいた幹部が今頃になって党を批判す るなら、幹部の手先になっていた自らの過去の「罪」を告白してからにしてほしいも のです。
ところで、記事ですが、内容の真偽よりも「革命英雄」を求めていた党員心理が問 題の根底にあると思うのですが。かつての毛沢東崇拝よろしく何か絶対的なものを信 じて自らをそれに同一視したいという人間心理の弱点が問題点に思えるのです。なん だか政治活動に熱心な某仏教系信仰宗教に通じるものを感じます。