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日本会議の正体

2005/08/03 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター

 靖国参拝問題、つくる会教科書、憲法改悪、教育基本法改悪、ジェンダーフリー、男女共同参画、性教育反対・・・・「日本会議」の暗躍振りは凄まじいものがある。
 逆に言えばそれだけ彼らが危機感を持っているということだが、読売新聞の一面を使った「みんなで靖国神社に参拝する20万人国民の運動」の意見広告などはその最たるものだ。
 政治家はもとより学者、作家、俳優、歌手などなど、一見良識ありそうな人物にトンでもない発言を載せて、押しまくっている気がする。
 ある県で日本会議県本部総会があった。

(式始め) 全員での「君が代」の斉唱があり、その後皇居(方向)に向っての全員での最敬礼「皇居遥拝」で開始
(活動報告)震災記念日天皇出席に対する1万本の日の丸小旗奉迎
      教育基本法改正の議会決議促進
      性教育セミナーの中止行動などが報告され
(特別報告)つくる会教科書を使っている私学の「靖国神社修学旅行」が教頭から報告され
(参加者) 関係地方の県議、市議など超党派参加、そして当選したばかりの県知事、つくる会教科書採択で揺れる市長も祝賀電報を送り紹介されたと言う。(新聞記事より抜粋)

 時代錯誤といえばそれまでだか、そこに新自由主義的な「改革派」メンバーも含まれているのだから、アジアの人々から?と疑われる「日本的な現象」が呈されているのである。

 サブ組織として、「日本会議首都圏地方議員懇談会」なるものが組織され、約50人の都内などの議員が名を連ねている。 新しく作られたサイト「草奔崛起」での主張は日本会議と殆ど同じである。

 しかし「皇居遥拝」とはまさしく戦時下の風景である、私たちは靖国参拝もつくる会教科書も、ジエンダーフリー反対も、そして延々と特集されているイラク派兵自衛隊への賛辞も、全て戦争と直結している事を見抜き、この反動に対決していこう。