さて、ほんとうに、もう、前回の選挙から米国・英国式の二大政党路線がひかれてしまって、朝日新聞もこの路線を後押しして、全国の田んぼに水路をひきました。
民主の岡田か小泉か、はたまた、首相ポストの安倍かなどと、狂った言説が紙上に浮上しています。朝日新聞は前回と同じ、戦争翼賛報道下に入りました。
いえ、全しんぶんが、英国テロを利用して、案の定、9・11テロを待ち焦がれています。その前に9・1の防災の日は都知事も大ハッスルすることでしょう。
ともあれ、今日まで、有権者の民度は、さほど変わっていないようですから、民主か自民の枠内で、郵政に反対か否かのオプションで選択するのでしょう。
大きくいえば、私は、この勢いの小泉暴政をストップすることが、ギリギリの選択と見ています。その場合、4割の棄権者を呼び起こせばどうなのでしょうか。前回の都議選は、自民党を抜いて民主党、共産が無所属票を取りました。
そういうことを考えれば、神奈川の場合、共産・社民・が手をつないで天木さんをおせば、逆転可能なのです。
しんぶん赤旗をはじめ、各有識者が民営化の100害を説いていますが、ほんとうに、この民営化は、庶民の生活のネットとワークをずたずたにするもの。第3種・第4種といったハンディのある方の郵便利用や書物等のサービス網も淘汰されていくでしょう。これに勢いづいて、軍国化への道は一挙に上り詰めます。
そもそも、民主党は国税である政党助成金に8割強依拠。自民党は5割強です。国営政党が民営化を言うのですからチャンチャラおかしい。もっとも、この国民の思想信条を縛る政党助成金を、共産党は拒否しています。私からすれば「やせ我慢もいい加減にしなさい」といってきましたが、今になれば、すばらしいことで、マスコミは大きく取り上げるべきなのです。
民主党が一時でも政権をとり、小泉をたおせば、民主党ならブッシュ政権と一から関係を築き上げなければならない?ので、米軍再編なども少しはもたつくのでしょうか。
何しろ、時間がありません。結果に結びつくのは置いといて、この際、素直に、一票を投じるように皆さんにお願いするしかありません。
民主・自民は、戦争推進政党です。財界とつるんで、戦費調達のための消費税二桁増税、サラリーマン増税を狙っています。24兆という莫大な税金です。今でさえ、障害者や老人は大方悲鳴をあげています。命を削るという生活を余儀なくされています。こうした階層が全国に何百万人、将来的には8~9割の国民が民主・自・公のために、生活淘汰されていくのです。
私は、民主でいいとおもっている(マシと考えている)「蛙さんたち」の選ぶ政権なら、どちらでも良いではないかと考えます。自らが選んだ政権の下、ひしひしと実感し、そのときになって、天木さんや共産党の値打ちが分かろうというものです。
まだ、最後の砦、憲法が残されていますから、2007年の選挙には、ほんとうに最後の最後の民度が問われます。日本国民が真底バカでないなら、このとき、逆転するでしょう。
繰り返しますが、今は、一人一人が、政党・郵政民営化の次にあるもの、候補者の個人の資質を吟味して、もっとも賢い選択をするしかないと思います。結果次第では、次の選挙、都知事選も含めて、憲法改悪に絞って選択すれば良いのです。