今日から総選挙の公示が始まりました。街は宣伝カーでにぎわうでしょう。
日本共産党の選挙宣伝チラシがお膳の上にのっていました。目先のことしか載ってい
ません。憲法のことも、天皇のことも、教科書問題も、イラクへの自衛隊派兵のこと
も載っていません。私はビラを丸めてゴミ箱に捨てました。
どうせ小選挙区では日本共産党が獲得できる議席はほんのおこぼれでしょう。そし
て議席が増えようが減ろうがこの選挙ビラを読めば屁のツッパリにもならないでしょ
う。
自民党が勝つか、民主党が勝つかまるで、阪神が優勝するか中日かという興味以外
に何もない。どっちが勝とうが資本家の手代、同じ政治で金太郎飴だ。むしろきょう
の阪神、中日戦の方が面白い。2位でヒタヒタと阪神のあとにつけてきた中日がこの3
連戦で逆転するのか、阪神が引き離すのか。
これから何百回投票をしても7000万労働者が社会の主人公にうかびあがることは絶
対にない。選挙を通じて、国会で安定した議席を確保して、民主連合政府をつくって、
社会主義から共産主義社会入るにはには、少なくとも200年はかかるそうな。不破自
身が社会主義社会に入るのには200年から300年かかるといっている。
きょう明日がしんどい労働者にとって200年先なんて悪魔にくれてやる。
100年も待っていたらこの地球は世界戦争で消滅している。いくら長い手形でも100
年200年先の空手形を誰が受け取るものか。なに言ってるのだ。革命はタナボタでは
ない。革命を引き寄せるのである。
選挙なんか糞食らえ。
票はいらんかね。