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総選挙で負けてもまだ委員長に居座るつもり?~志位氏よ、小選挙区から立候補せよ!

2005/08/07 たれりん 30代 介護職(パート)

 郵政解散の可能性が高まってきたようです。
 それに呼応するように、党本部は240の小選挙区立候補者を発表しました。
 記者会見によると、今後、全選挙区で候補を立てる方向だといいます。

 この党は議席がゼロになっても、「失敗」とは認めないような気がしてきました。

 志位氏は重複立候補を視野に入れていた一次発表を撤回、比例単独での立候補を二次発表で明らかにしました。

 小選挙区で本気で議席を獲得する方針なら、党首みずから立候補すべきだと思います。

 共産が小選挙区で候補を立てることで、前回同様、小泉や、品性のない冬柴・大田をはじめとする公明党候補の勝利に貢献すること必至です。

 長期的な展望・民主連合政府の樹立は理解出来るにしても、そこに至るはじめの第一歩については、党は何も方針を持っていない。現に民主もひどいですが、自公民体制を破る一穴をどう開けていこうとするのか。そこの議論が何も幹部からは伝わってこない。
 でも、全選挙区立候補がその答えになっていないことだけは確かです。
 国民を無気力にさせる政権が延命しただけではありませんか。

 実際に候補者の方と議論をしたことがあるのですが、小選挙区立候補は、党の姿を広報・宣伝する意義が大きいということでした。
 しかし自公の間では、政権公約の冊子頒布について、規制を外す方向で検討が進んでいます。広報目的で、300万円かけて立候補させる必要はありません。比例候補中心の選挙活動で、問題ないのではないでしょうか。

 二次発表に抗議するために代々木に電話をかけたのですが、小選挙区に候補者を立てる意義・目的について伺ったところ、なんと「党員・読者拡大のための大運動」の一環だというのです。
 小選挙区で議席を得て国民の生活に反映させるということではない。つまり、議席は、改革のための手段ではなく、選挙自体が目的になっているというのです。(党員・読者を増やし党の基盤を強くするために、次の選挙に臨むという)

 あきれて呆然としました。電話に出た方がどの位置にいるかは明らかではないのですが、私のような庶民がどのような想いで1年約6万円を主に機関紙を通じて払っているのか、党職員の方は理解して下さっているのか。(購読中止ということで、私の意志を党に示しました)

 党首討論に出られないのは自民・民主の少数会派無視などという八つ当たりばかりで、10議席獲れなかった自らの責任については顧みない。この理屈が通る党の体質。幹部たちに、底辺に生きる庶民の想いは届くのでしょうか。明日にも自殺を考えている人達のことを、代々木のみなさんは見ようとしているのか。

選挙が目的、選挙が趣味。票数・得票率がのびれば、それで良しとする。足がかりができたとはしゃぐ。足もとにはすでにファシズムが拡がっているというのに。

 前回同様、改めて望みます。志位氏は小選挙区から立候補し、自らの支持率・求心力を、その結果から見つめて欲しい。  小選挙区で勝てる見込みが立たないなら、今の方針を見直して欲しい。
あらかじめ逃げ道を作っていられるほど、ゆとりのある情勢ではありません。