日本が、800兆円もの負債を抱え、また政官財癒着もあってどうしようもないようになっている。国民が小泉政権に期待しているのは、これを構造改革でどうにかしてほしいということです。
この構造改革というのは、ソ連のペレストロイカ、中国の改革開放路線、ベトナムのドイモイなどと共通する面を多く持っていると思います。。停滞を打破するという意味もあるし、国営企業から民営企業へということもある。これらの改革は、いずれも共産党政権下で出てきたことです。
日本共産党がもし政権政党であったならば、ソ連や中国などと共通した問題を抱えたであろうことは、容易に想像できることである。
日本共産党は、郵政改革についてきちんとした対案を出していないようです。過疎地の高齢者が困るというのは、わかるがこれだけでは説得力がない。これは、言い方は悪いがこれは枝葉の問題です。根本的な問題に日本共産党は答えていない。根本が崩れれば、枝葉もくずれる。
自民党は、特定郵便局長に遠慮し、民主党や社民党は労組に遠慮し、公明党は自民党の顔色を伺っている。日本共産党も労組の顔色を伺っているのだろうか。圧力団体の顔色を伺っているのでは何も改革はできない。小学生のころから反自民党あるが、今回だけは、破れかぶれの小泉が新鮮に見える。