近い親戚からTEL
「私は郵政改革は良いと思うがな、ただ、増税はあかん。ほいで、共産党にいれることにする」
「郵政改革のドコがいいの?」
「公務員を減らして、無駄な税金を削った方が良いと思うんで」
あ~あ、と思います。
ちなみに、電話主は、60代男性。地方都市に住んでます。バス路線が廃止され、こちらから帰省するときは、いつも、駅から1000円以上のタクシー代が要ります。バスは一日何本か、車がないことには、どうにも、身動きとれません。
私は思います。
みんなどうして、目先だけ、偉い人の声高な声だけにごまかされてしまうのでしょうか。
まず、この男性の近辺で、福知山線の大事故があったばかりです。このときは、みんな「大げさに」酷いと感じてました。ズ~と昔の国鉄改悪の延長にあるということの検証もどこへやら・・・当該者も近い人間も、時間と共に、記憶は忘れ、日常に融解していくばかりの記憶。
事故の責任者が頭を下げて、マスコミが一時、にぎわうだけで、元の木阿弥。
さて、さて、この4年間、小泉政権になって、何がどう、よくなったのか。都知事が再選されて、東京都がどう、よくなったのか。イラクへ軍隊を送り、日本国内が安全になったのか。ちなみに今日は、テロ防止の日。
現実は全て逆。
事件がふえ、それも未曾有の猟奇事件がふえ、子殺し・親殺し・友人知人、無差別テロのような殺戮ばかりが増大しています。物真似好きの日本に何気に導入されるのは時間の問題でもありました。
拷問虐待殺戮を地でいく米国型プロパガンダ戦争も、いよいよ、佳境に入り、一行たりとも伝えなくなった日本のジャーナリストの代わり、外国・ロイターの優秀なイラク人記者が、米軍に狙い撃ちにされてます。ベトナム戦争時の63名を超えて、イラク戦争以来のジャーナリスト関係者の殺害は66名。
こうしたことも、戦争参加国の日本人ジャーナりストは、なぜ、いち早く、取り上げないのでしょうか。大手マスコミはもとより、少ない良識ある記者の声も、今のところ、聞かれません。
話がすぐ、飛びますが、私達の生活は、戦争路線のもとにあるということを、どうして、共産党は、はっきりといわないのか。
近所の方に話してみると「長壁さんにいわれて初めて、そういうことか」と分かると納得してくれます。
生活の困難さがどこからきているのか。
郵政民営化は外資や銀行や保険会社に金が流れるだけなのか。
流れたらどうしていけないのか。流れた金が、どういう方向から戦争に行くのか。
郵政職員が無駄なことをやってきたというのか。今後8万人のリストラのうち、あなたに影響することはないのか。郵便局の配達の人が過労死と自殺とホームレスに切り替わるのは、あなたに関係ないのか。銀行にジャブジャブとある金がサラ金に流れる仕組みをこそ、白日の下にさらけ出さなければ生けないことなのだ。
これまで公務員を大量に温存してきた政策が間違っているというなら、それは、誰が、どの政権がやってきたのだろうか。
ちなみに、今、学校の先生は、足りなくて、業務の詰め込みで過労死寸前である。そんなゆとりのない学校で、子供も先生も疲弊している。このように、こどもの先生からだけでさえ、見えてくるものはゴマンとある。
とにもかくにも、危惧したように、みんな、ますます、近視眼的になり、頭は施行停止のまま、大ききな声だけに操られつつあるようだ。
いちち、説得する時間もないが、いつもいつも、繰り返される身近な問題の隠蔽に、ほんと、私の脳みそは焦げ付きつつあります。
みんなも、自分の生活実感から、話し合い、選挙に向けて、前向きに討論していきましょう。
公務員の4割が自衛隊であるということや、天皇性維持に30万人を雇用しているという数字も、しんぶん赤旗などから学習しましょう。