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護憲統一戦線における選挙と運動について

2005/09/18 山本 40代 会社員

 自民党は、公明党に小選挙区で役割分担をしてそれぞれの候補者を出して当選させています。これは、保守の側の統一戦線というべきでしょう。自民党は、公明党と民主党の改憲グループと一緒になって憲法改悪を狙っています。民主党が、改憲グループの前原誠司氏を党首に迎えてより一層憲法改悪に突き進むに違いありません。
 日本共産党や社民党、新社会党がそれぞれ憲法改悪のたたかいに取り組んでいますが、お互いにセクト的な運動に終始しています。それぞれの集会が開けば、それぞれのセクトの集まりの集会になってしまいます。9条の会があるにもかかわらずこのような有様です。
 私は、統一戦線の構成の仕方や参加の仕方の違いを脇に置いて、憲法擁護の統一戦線の形成を急いで取り組むことです。日本共産党は、ややこしい課題や権力、右翼からの弾圧・妨害対策に専念をし、社民党が新左翼や市民運動との連携に徹し、新社会党が、旧社会党の左派や労働組合、沖縄社会大衆党との連絡、無党派は市民派無所属議員や市民運動、NPO関係者との連絡などのそれぞれのお得意分野での共闘運動作りに徹することです。
 酋長選挙についても、護憲統一戦線に基づく候補者選定をし、都道府県議員選挙では、1人区のところで護憲統一戦線の候補者を立てて、自民党や公明党の候補者とたたかうことです。