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小選挙区制で勝てる党にならなければ意味がない。

2005/09/25 ムシキング 50代 公務員

 共産党は今回の選挙の結果与党が三分の二の議席を得たことを小選挙区制のせいで4割台の議席で7割台の議席を得たもので民意を反映していない。完全に比例代表制だったら共産党は35議席だったとさかんに選挙結果にけちをつけていますがまったく意味のないことだと思います。共産党に不利であろうとこういうルールで議席を決めますと決まっているのであり、結果が出てから文句を言うなら選挙をボイコットすべきでしょう。野球だって個々の試合の勝利数の一番多いチームが優勝というルールなので俺のチームの1シーズンの得点は一番多いから本当は俺のチームが優勝だといっても意味のないのとおんなじです。
 逆に言えば共産党も4割台の得票を得れば三分の二の議席を取れるということです。共産党は党綱領で選挙を完全比例代表制にするといっていますがそれが可能になるのは共産党が今の選挙制で過半数を得ることがきてからでその後で選挙制度をわざわざ自分が不利になる比例代表性に変えるというのでしょうか。共産党はいつも自分たちの将来性が明るく前途洋々だといっています。将来必ず多数の支持が得られるという自信と確信があるのなら今の小選挙区制のほうが有利のはずだ。
 一方で民意の反映を言いながら一番民意を反映する国民の直接選挙による首相公選制に反対しているのは矛盾している。
 仮に比例代表制にしても35議席と10%も取れない現状のほうが問題でここ何十年も支持率は大きく変わっていないのではないか。
 個々の小選挙区制で勝ち抜き4割台の得票を得られるようにするにはどうすればいいかを考えるべきだろう。そうしないでどうやって党綱領で言っている国会で安定した過半数を得るということが実現できるのだろうか。