国会が始まった、絶対多数の中で小泉純一郎の姿がやけに大きく見える。
そして解散前には髪振り乱す感じでしゃべっていたのに今は鷹揚に見える。
しかしヤツの底は浅い、何時でもどんでん返せる、心配することはない。
今日から10月に行う集会のオルグを開始した、しかし久しぶりに会う人、初めて
お目にかかる人、電話で話しただけの人、ずっととうざかっていた人、・・・・でも
巷に溢れる「9,11ショック」なんてどこにもない、殆ど感じない、みんな元気で
明るくて、そしてチャンと話を聴いてくれる。
人と人の触れ合いはこれだから楽しい、これだから嬉しい、昨日までの懸念がウソ
のようだ、やっぱり活動することだ、悶々していても何にもならないことを改めて知
る。
誰もが危機感に溢れ、自分に何が出来るか、地域で何が出来るか、職場で、労組の
中で何が出来るかを、懸命に模索している、新しい情報を待っている、新しい動きに
期待をかけている。
選挙で何か変わったって?実は何にも変わっていない、金持ちは金持ちだし、貧乏
人は貧乏人、懐への実入りも変わらなければ、職場の能天気上司も相変わらずで、実
際なんも変わっちゃいない。
何か変わったと思い、落ち込むことが間違いなんだ、たった1回の選挙で世の中変
わると思ったら大間違い。
今まで出来なかったことが、今は思い切りやれる、日本国民1億3千万人だぜ、み
んなに意見聞いたことがある?、話したことある?
オルグしたことなんか殆どないだろう。
今まで殆ど何もしなかったし、それで満足していた、それでいいと思い込んでいた、
それがチョツト票に反映しただけ、何にも変わっちゃあいない、やるべきことが、や
れることがやっと目に見えるようになっただけ、ただそれだけだ。
フィールドは開かれた、思い切りボールを蹴ればいい。
雨が降れば雨に濡れればいい、雪が降れば雪道を歩けばいい、嵐の日も風の日も、
西に、東に、北に、南に歩いてオルグすれば、状況は開かれてくる。
みんな絶望などしていない、みんな諦めてもいない、やられっばなしなんかに我慢
などしない。
こんなところで足の引っ張り合いしてなんになる、小泉の嘲笑を買うだけだ、保身
で何にも考えられない連中が安心するだけだ。
やることが、やれることが一杯山のようにある、さあ明日から心を入れ替えて頑張
ろう、そうすれば新しい社会が見えてくる、違った何かと出会うことが必ず出来る。