まず単純なことから始めます。暴力革命とか平和革命とかいう場合は社会主義
革命を前提にしていることはお互い諒解されていると思います。革命に不賛成ならば
討論に価しませんが革命に賛成ならばという過程で進めます。
社会主義革命とは一体なんなのか。それは生産手段を労働者階級がにぎる革命のこ
とです。この革命に置いては私有財産を認めません。ここで言う私有財産とは労働者
から搾取してえる財産のことです。それは認めない。生産手段とは工場や土地のこと
です。このような革命はブルジョアジーの存在を許さないのです。ブルジョアジーを
支配するといってよい。
さて今の社会はそのさかさまでブルジョアジーが支配する社会であり彼等の支配を
守るために法律や監獄、警察、自衛隊などの暴力装置を持っています。あなたの言わ
れるように「、20数万人の自衛隊(軍)や膨大な警察力」その他暴力団があるわけ
です。もしもこの支配が脅かされればブルジョアジーはその暴力装置を持って労働者
階級に襲撃することは自明のことです。
たとえ、議会で共産党が、ありえないが多数派になって社会主義を宣言した時にブ
ルジョアジーはあっさりとそれにしたがうと考えるならば夢見る夢子さんです。議会
主義をしか選択しなくなった事が共産党が社会主義を放棄したということです。
国家が強大な軍隊や警察があれば社会主義を諦めねばならないということにしかな
らないわけです。だがそれでは労働者階級は永遠に搾取され続け、資本は強大になる
一方で、それが今日の巨大独占資本を生み出したのです。その独占資本を帝国主義と
呼ぶのですがさらに利益を追求するために植民地を奪い、帝国主義間の戦争をしてき
たし、二度も世界戦争をしたのです。その世界戦そういのためな何千万人もの人々が
殺されたのですし、三度目の世界大戦に又も向かおうとしています。
国家が強大な暴力装置をもっていることにおびえ革命を放棄する事が結局戦争に日
本人民が駆り出されたり戦争の犠牲者に他国の人にさせたりします。今改憲が迫って
いますがそれは戦争に労働者人民を借り出すための改憲です。
ブルジョア国家がどれほどの暴虐なものかを今示したのですが、この国家を打ち倒
すのは議会などではなく労働者階級を中心とした人民の武装された戦い以外にありえ
ません。日本共産党が老齢化したことなど効くと私はにんまり笑うだけで日本共産党
が革命をやるとは全く考えていません。むしろ反革命に回るのが明白だと考えていま
す。どんなに強大な軍事力を持っても決してブルジョアジーは強いのではありません。
数においてあまりにも少数な相手だからです。労働者階級は7000万人です。労働者階
級が一丸となったとき勝てる者は何も在りません。
武装について。私は各自ピストルを集めろなんて幼稚な考えを持っていません。そ
うではない、ある時期が来れば平和的に闘おうとしても恐怖心からブルジョアジーは
暴力装置を解放してくるのは明らかです。そのために多くの犠牲者が人民の中からで
てきます。労働者人民が自ら武装を求める時代がきます。どんな武器も労働者階級が
つくったものであるからいつでも作れるのです。
非常に単純に答えました。おそらくは改憲とそれに反対する戦いは流血が避けられ
ないでしょう。暴力団と機動隊がデモや集会を襲撃するからです。ブルジョアジーは
どうしても改憲をしなければならないがにのん人民が戦いに立ち上がることを恐怖し
ています。国会で改憲が可決すれば国民投票になるのですがそのときの反対運動を弾
圧するために「国民投票法」を通そうとしているがその内容はここで投稿しますが恐怖
政治そのものです。左のファシズムについてはつまらない罵倒なので答えなくてもい
いでしょう。基本的人権、それはどんな人権ですか。私的所有を認めることもそうな
のですか。生まれたばかりの社会主義を社会主義倒す自由も認めるのですか。そのよ
うな自由を労働者が与えると考えますか。国家というものは暴力によって支えられて
います。ブルジョア国家であろうと、労働者国家であろうと対立する階級を抑圧する
のが国家です。階級がなくなるとき国家は消滅します。そして真の自由が獲得されて
ゆくのです。
「反動勢力の反動的野望を実現するための口実作りに一役も二役も買って出るとい
う極反動の役割です。」
反動勢力が反動的野望を実現する!実現しているじゃないですか。口実なんか必要
とせずに。論理的に暴力革命論を主張することが弾圧の口実にしかならないので黙れ
というならば、我々は未来社会をつくる選択肢を失うのではないか。さて、平和革命
の展望があるとまだ考えているのですか。たった9人しか議員を出せない共産党は議
会主義すら破産したのがわかりませんか。比例代表を無くしてしまえば共産党は消滅
するのです。
実に単純な真実です。王様は裸だといっているだけのこと。