もう15年位前に共産党を離党し、共産党に完全に絶望している私は社民党を応 援します。以下にその理由を述べます。
共産党は今回の選挙でも当選の見込みの全くない泡沫候補・クローン候補を乱立さ
せて自民候補者の当選を手助けをしています。そして今回の選挙結果もどうせたいし
た結果など出ないに決まっているのに、10月には赤旗祭りを開催し(注・・その設営
準備には労働者党員が奴隷のように酷使されるのです)、そして来年の党大会では、
いつもどおり選挙の敗因や責任はうやむや、ごまかしにしてすませ、組織の存続だけ
を目的とする不毛な惰性の活動を延々と続け、党員のエネルギーを消耗し続けるに決
まっています。代々木の党本部の建物は自民党以上に立派になったが、議席数は1960
年代水準の1ケタまで後退、これが結党83年の成果です。こんな本末転倒した日本共
産党に未来はありません。それを支持者や有権者も察知して選挙では連戦連敗、先の
都議選では支持基盤の地すべり的崩壊が始まりました。
これに対し社民党は福島みずほ氏の孤軍奮闘により、党勢回復の兆しが見え、最近
の世論調査では共社の支持率逆転を示すデータすら出始めています。そして辻元清美
氏が当選すればこの傾向は一層顕著になるでしょう。
日本共産党は「政党」とは名ばかりで、その実質は擬似宗教団体に変質してしまっ
ています。共産党は「結果責任」の党ではなく、「思想責任」の党です。共産党にとっ
ては平和や国民の暮らしを守ることよりも、あくまで組織や教義の維持存続を図るこ
とのほうがはるかに重要なのだということに、もっと多くの人々が気づくべきです。
こんな共産党の議員が何人いても何の力にもなりません。
社民党はまだ弱小政党ですが、「結果責任」の党であること及びその将来性におい
て共産党よりも有望であり、支持率や党勢が共産党に追いつき、追い越す日も遠くは
ないと私は見ています(私の願望も込めて)。
「自民党と民主党の違いはカレーライスとライスカレーの違いだけだ」(福島みず
ほ)
「セレブの女に庶民の声はわからない」(辻元清美)
こんな名セリフを言える人、クローン人間ばかりの共産党には誰もいません。
日本の未来、そして共産党の未来は絶望的ですが、私は一縷の希望を社民党に託し
ます。