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「ウソも100回言えば真実となる」既に小泉はナチスを超えてしまった

2005/09/09 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター

 民放のテレビドラマを見ているといつの間にか、厳めしい小泉のウソ・コマーシャルが出てきたのでビックリした。
 例の「郵便局は公務員では出来ないのか」云々の、ウソとごまかしの常套句である。
 かつてナチス・ドイツはヒットラーの雄弁と、ケッペルスのプロパガンダでドイツ国民を虜にした、スポーツ・音楽・建築・文化・美術・芸術など、ありとあらゆるものが政権奪取の為の手段として利用された、それは「ウソも100回言えば真実となる」を基本とした、しつこくて飽くことのない宣伝によって国民の中に叩き込まれ、支えられそして現実となった。
 違法で劇場的・激情的な解散総選挙に突入してからの小泉のプロバガンダは、まさにナチス・ヒットラーにも比肩する否それを上回る宣伝を展開している。
 これに子分の武部や神崎のウソと恫喝を加えれば、既にナチス・ドイツを上回る宣伝が私たちに加えられているのだ、しかしそれに対抗すべき野党の宣伝は情けないと言うか、あの当時世界一を誇ったSPD以下の、危機意識と緊迫感に欠けた生ぬるいものでしかない、これで勝てる訳がない。
 さてジャーナリズムとして矜持を失ったような朝日新聞に、郵政民営化攻撃に耐えに耐え抜いている郵政労働者の、生の苦悩と怒りの声が載せられているのでそのまま転載する。
 もしこれが理解出来ないなら、その人は既に労働者・人間としての根本的な感性を喪失していると断定せざるを得ない。

<公務員「むだ」扱い、悔しい>          朝日新聞大阪版
私の夫は、郵便局員です。郵政公社は独立採算制ですから、夫たち郵政公社職員の給料は、税金からは出ていません。それが今回の選挙で、郵政公社職員は「削減対象の、無駄な公務員」と言わんばかりの扱いを受けている気がします。
ノルマを課せられ、夫たちが懸命に集めたお客様の大切な資金を「むだ」と指摘される特殊法人などに垂れ流してきたのは、財務省と自民党政権ではないでしょうか。
どうして、公務員がむだだ、と言わんばかりの仕打ちを受けなくてはいけないのか。悔しくてたまりません。
小泉首相には、どうか郵政が無駄遣いの元凶のように言いくるめる戦術を、やめてもらいたい。私たちも人間であり、納税者であり、日本国民なのです。
集めた貯金の使い方に問題はなかったでしょうか。そのあたりを考えてもらいたいものです。     (大阪市堺市主婦51歳)

 小泉の構造改革・郵政民営化攻撃の本当の狙いは、労働組合の破壊であり、戦争体制構築のための、政党の大政翼賛化、自由と民主主義の破壊を達成しょうとするものだ。

 敵がウソを百回繰りかえすなら、私たちは真実を千回語ろう、それしか勝利への道はない。