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靖国問題における共産党のまやかし

2005/09/10 30代一般市民 30代 会社員

 共産党のHP、靖国問題のページに次のような文言がありました。

 『私たちの国は、首相の靖国神社参拝をめぐってアジア各国からの強い批判にさらされ』

 個人的に少々疑問をもったので、直接共産党に電話をしてみました。

私「靖国神社参拝について批判を浴びせている『アジア各国』を具体的に教えていただけますか?」
相手「主に中国と韓国です」
私「『アジア』という言葉は、例えば外務省のHPでは合計20ヶ国余を指しますが、中国と韓国以外の国々の反応はどうなのでしょうか。」
相手「他の国々でもいろいろ批判の声があがっています」
私「ですから、その『他の国々』とは・・・」

以下、延々この繰り返しです。

 実際、私が調べてみても、マレーシア等で華人団体(つまり中国人)の反発はわりますが、その一方で例えばインドネシアのバンバン・ユドノヨ大統領が首相の靖国神社参拝に理解を示したり、あるいはタイ・ベトナム・ミャンマーといった国々の要人がこれまで靖国神社の参拝を行っている、という事実を意図的に無視しています。

 だからと言って、私は「首相は靖国神社に行くべきだ!」といいたいわけではありません。
 共産党が事実上の情報操作を行っていることを問題視しているのです。

 「アジア各国では、首相の靖国神社参拝に対して賛否両論があり、特に反対しているのは中国と韓国なのです」という事実を提示した上で、「たとえ首相の靖国神社参拝に肯定的なアジアの国があったとしても、参拝はとりやめるべきだ」という論拠を明確にするべきだと思います。