貴方の投稿を拝見して賛同する所がありました。私も党活動は“同士愛”(同志愛?)が一番の基本だと思います。
私は2~3年前まで民医連にいました。内部の経営至上主義体質・幹部のワンマン気質・他の医療機関と変わらない医局(医師)のドロドロとした体質等に嫌気がさし、なおかつ私自身も精神的な病にかかってしまったため、退職してしまいました。党員の職員ならば選挙は勿論の事、社保・共 同組織の活動はやって当たり前という感覚でやっていたものですから、まさに粉骨砕身仕事と活動に明け暮れた訳です。
民医連の事に関しては「素晴らしいことをやっている団体だ」と思っていました。だから、最初のうちは疑問など何もなく活動や仕事にいそしんでいた訳ですが、やっていくうちに気がつく事がありました。それは、セーブしながら活動をやっている職員が多い事、もっと掘り下げて言えば、本人の純粋な思いよりも打算的な感覚で活動をやってる党員職員が多かったという事です。反対に粉骨砕身になって仕事と活動を両立しながらやっている人の方がエネルギーを消耗してしまい、民医連綱領の目標と内部の現状との違いに絶望的になり民医連から離れていってしまう党員がわりと多かったのです。
民医連に残った職員はどういうタイプが多いのかというと、活動にはあまり関わらない非党員の職員が6~7割いて、「共産党員になれば出世できる」という勘違いをしている打算的な党員の職員の二通りに分かれます。そういう人間が民医連の組織を構成しているものですから、それだと自然に他の企業や医療機関と変わらなくなってしまいます。
管理職(職責者)は党員がイニシアチブを取っていて、日頃は非党員の職員に対して「あいつらは党に入んなくて云々~」と愚痴を言っているくせにいざ、大運動や選挙のときになると急に「赤旗とってくれ」「カンパしろ」なんて急に言い出すものですから、非党員の一般職員から「あいつら(党員の職員)は選挙の時だけ“たのむ、たのむ”と言ってくる」と不満を述べてたみたいです。選挙のやり方は地区委員会からは『集票マシン』と期待され、ビラまきや患者名簿を使った電話がけなど(場合によっては候補者の運転手やアナウンサーなんかも)フルに党員職員が借り出されます。また一日の活動が終わった後もまとめのニュースを作るなど、多忙に飛んでいます。要するに機械的に動かされる事が多く、しかも党員同士とはいっても管理側と中間管理職・下部職員で派閥に分かれていたので中立的な立場でいた私にとってはとても居心地の悪い党活動でした。
そんな状態でしたから、民医連や党活動に絶望を感じ、退職した後はなおさら民医連や党に恨みを持つようになり、選挙には共産党に投票していたものの、選挙活動には参加したいとは全く思いたくもなかったし、党の代わりになる革新勢力があるならばそっちの方へ飛び込んでやろうかと思った位です。
そんな状況でしたが、ようやく今年なってから『赤旗』も再購読するようになり、私の住んでいる地区委員会の幹部とも相談して居住の青年支部に所属することになりました。相談の結果、活動はなるべくセーブして自分の趣味の時間を大切にしたり、党関連の団体のやっているような運動以外にも社会貢献しているNPO法人などがあればそっちの方にでも顔を向けるなど斬新な発想を持とうと決心し、早速、青年支部の会議にも出ています。そこでも支部の人間から「俺の知り合いの民医連職員もメンタルヘルスで休職中だ」という意見を聞いたりもしました。(民医連のメンタルヘルス問題はかなり深刻なようですね。)焼肉パーティに参加した時、私は改めてこう思いました。「やっぱり、人と人との絆って大切だよな。」と。九月の総選挙での自民党圧勝で増税や憲法改悪がせまってくるし、社会のモラルの崩壊など非常に不安な御時世を忘れさせるようなひとときをそこで過ごしました。
長文になりましたが、シンタローさん、参考になりましたか?
終