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地球上に現れた最悪の軍産体制(政権)

2005/10/13 零細個人投資家 60代以上 自営業

 ブッシュ・ネオコン政権は、グローヴァリズムの旗を掲げて全世界の覇権を求める。この「地球上に現れた最悪の政権」です。その「目的のためには手段を選ばない」とする、アメリカ型(ブルジョワ)民主主義の皮をかぶった、ナチズム顔負けの凶暴な本質は、アフガンやイラク侵攻支配のやり口に見て取れます。米国内の極度の貧困と、中間層(プチブル)がいなくなってしまった極端な少数富裕層支配の一端は、はからずも先ごろのハリケーン襲来で、画像を通じて全世界に露呈しました。

 科学的歴史観を否定する、キリスト教原理主義右派「福音派」とユダヤ保守派 (Conservative Judaism)原理主義「シオニズム」が、1940~1950代にアメリカ労働党(SWP)トロツキスト党とも呼ばれる。その社会主義革命思想は投げ捨てて「革命の理論」を戦略的武器として、全世界の覇権を求める姿に他ならないからです。

 ブッシュ・ネオコン政権の北東アジアブロック戦略の最大標的は「中国」で、労働党を人民抑圧の道具としてもて遊び、危険な賭け事にふける金王朝北朝鮮ではありません。もはや資本主義化した中国社会構造と中国経済を後戻りさせることは不可能です。マルクス・レーニン主義と、それを引継ぐトロツキーの正統な社会主義とは縁もゆかりもなくなった、一党独裁の強権官僚主義は圧倒的国民支配に起因した国内矛盾とグローヴァリズムの覇権と干渉によって、遅かれ早かれ崩壊する以外に道が無いのです。

 今日の日本は「日米安保条約」のもとで、ブッシュ・ネオコン政権のアジアブロック戦略の最大前線基地化が急務となっています。日米安保条約は日本の「安全」を守っていません。条約文中「駐留する在日米軍と施設が攻撃を受けた場合に反撃」します。日米安保条約に日本国及び日本国民が守られる文言は一文もありません。
 従って、「日米安保条約が日本の安全を守っている」とか「守ってきた」は紛れもない虚言です。

(添付資料) シャハトマン派とアメリカ知識人 特集解題
出典:トロツキー研究所

http://www2u.biglobe.ne.jp/~Trotsky/44/kaidai.html