あなたは共産主義・社会主義のいろはから学ばねばなりません。
「社会主義革命とは一体何なのか。それは生産手段を労働者階級が握る革命のことです。この革命に於いては私有財産を認めません。ここで言う私有財産とは労働者から搾取して得る財産の事です。・・生産手段とは工場や土地のことです。このような革命はブルジョアジーの存在を許さないのです。・・」
これは社会主義の至極あたりまえの定義です。改めて騒ぐほどのことでもありません。鬼の首でもとったように喜ぶほどのことではりませんよ。
共産党宣言結語を引用しよう。
『共産主義者はどこにおいても、全ての国の民主主義諸政党の結合と協調に努力する。共産主義者は自分の意図や見解を秘密にすることを軽蔑する.共産主義者は、これまでのいっさいの社会秩序を強力的(暴力的・・銀河の解釈)に転覆することによって自己の目的が達成されることを公然と宣言する。』
ここで区切ろう。これは大内・と向坂の訳です。暴力を強力と訳しているが、ここに彼らの日和見があります。これは「暴力」なのです。スカンジナビアさんはもっと正確にマルクスに食って掛かればいいのです。あなたのマルクス批判は粗雑過ぎます。
続いて
『支配階級よ共産主義革命の前におののくがいい。プロレタリアは、革命においてくさりのほか失うべきものをもたない。かれらが獲得するものは世界である。』
この訳は
『失うものは鉄鎖のみ』
という方が有名です。
そして最後の句
『万国のプロレタリア団結せよ!』
と訴えているのです。
以来共産主義者の綱領は今のなお「共産党宣言』です。この共産党宣言こそは色あせることのない真理として世界を震撼させてきたし、これからもそうなのです。
ついでですがマルクス主義者はレーニン主義者なのです。
次にあなたは暴力革命を否定しその論証に韓国の民主化運動を引き合いに出しました。私は民主化運動は革命ではなくて韓国の資本主義をそのままにして軍政からブルジョア民主主義に変えるための戦いであったのであると書きましたが、あなたはそれに対して返答ができないようです。韓国ブルジョアジーと韓国労働者が民主化を求めたのであり、この段階では階級和解がありました。しかし軍政が取り除かれた後の韓国ではブルジョアジーと民主労総に代表されるプロレタリアートが正面対決しています。韓国革命については口を私は挟みません。しかしあなたは不誠実な論争相手です。