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労働者階級支配の名のもとに反対勢力を認めず排除する。
私は労働者階級の独裁という意味で書いたがこう書き換えられています。それ はいいとして
＜今の北朝鮮を彷彿させる。又、中国共産党のチベット弾圧やスタ－リ ンの収容群島を彷彿させる。＞
と述べられるが髣髴されるのは自由です。私はさざ波通信では何度かスターリン
主義に反対しています。北朝鮮金生日支配、中国共産党の天安門事件等反対してきま
した。又中国共産党のチベット支配に対しても民族自決権の立場で反対して他の掲示
板に載せています。プロレタリアートの独裁とスターリン主義支配は別のことです。
そしてかつての革命がスターリン主義者によって簒奪された経験から武装した労働
者階級はその武装を解かず革命を簒奪する新たな権力を牽制すべきであると、新しい
提案をなしています。そのことによってスターリン主義を防ぐことができると考える
のです。それを逆手にとって革命自体が必然的に奴隷制を生み出すという主張は反革
命の言辞です。
＜３つの自由（生存、言論、結社）のない社会は、真っ平ご免蒙りたい。 ＞
そんなことはあなたの推測に過ぎません。社会主義社会においてブルジョアジー がブルジョアをやめればいいのです。又反革命者はそれを放棄すればいいのです。あ くまでも労働者を搾取すること社会主義国家の中で行うならばそれは抑圧されるし、 軍事で制圧することが革命に対する責任をとることです。そのことを怠ればチリの悲 劇が起きるのです。3つの自由は社会主義国家転覆活動に対して以外にはないと考え ています。
＜又、暴力革命論だが、スタ－リンや毛沢東の強い煽りを受け、いわゆる火炎瓶闘争 をやって壊滅した歴史から何を学ぼうというのか？＞
戦後の日本共産党がとった左翼小児病の火炎瓶闘争などは全く幼稚であり、そ の後の右翼日和見主義とコインの表裏にしか過ぎません。その根源は労働者階級に対 する不信にあると考えます。又その当時革命は農村から都市へという毛沢東の中国独 自の正しい戦略を無批判に日本革命に適用した、山村工作隊は徒労であったと思いま す。歴史からはこの様な左右の弘リ見主義から学びつつ革命のマルクス、レーニンの 原則を継承しなければならないと思います。
＜ では、「国家が消滅し、階級矛盾がなくなる社会」とは、マルクス存命時の未来 社会論の予想の選択肢の一つに過ぎない。当時の予想とは桁違いに科学技術が発展し た。＞
レーニンの「国家と革命」岩波文庫 宇高基輔訳
引用させていただきたい。
ｐ.43
「国家は特殊な暴力組織であり.ある階級を抑圧するための暴力組織で ある。ではいかなる階級をプロレタリアートは抑圧しなければならないか？言うまで もなく、搾取階級すなわちブルジョア階級だけである。咲く取捨の犯行を抑圧するた めにだけ国家が必要なのだ。ところが、この抑圧を始動し、それを実行に移すことの できるのは、徹底的に革命的な唯一の階級としてのプロレタリアートだけであり、ブ ルジョアジーに対する闘争において、ブルジョアジーを完全に更迭するために、全て に勤労被搾取者を団結させる能力ある唯一の階級としてのプロレタリアートだけであ る。」
と書いています。つまり社会主義国家というのは基本的に労働者階級が権力を握っ
た国家であるがまだ搾取階級が残っている過渡期の国家です。もう少し深めると社会
主義革命と同時にブルジョア階級が制圧され、それが共産主義への最初の一歩であり、
ブルジョアジーの制圧が終わった時、労働者階級という階級そのものがなくなってい
るのです。国家が階級支配の表現であるならば、階級がなくなっていく過程は国家が
消滅する過程でもあるのです。国家をなくすのではなく、「国家は死滅するのである
。」と確かマルクスが書いています。ここに初めて共産主義社会が完全に実現するの
であるが一国においてはありえず少なくとも先進国の世界的規模の革命が必要なので
す。
エンゲルスはベーベルに宛ててこういっている。「プロレタリアートは、自由のた
めではなく、その敵を抑圧するために国家を必要とする。そして、自由について語り
うるようになるや否や、国家は存在しなくなるであろう。」
ｐ.125から126
「資本家の犯行が最終的に打ち砕かれ、資本化が消滅し、階級がなくなっ た(すなわち、社会的生産手段に対する関係から見て、社会の成員の間の差別がなく なった)共産主義社会で、初めて、そのとき初めて、「国家は消滅し、自由について 語りうるようになる」そのとき初めて、真に完全な民主主義、真に何の除外例もない 民主主義が可能となり、実現されるであろう。・・・・」
＜「国家が消滅し、階級矛盾がなくなる社会」とは、マルクス存命時の未来社会論の 予想の選択肢の一つに過ぎない。当時の予想とは桁違いに科学技術が発展した。 ＞
予想の選択肢のではなくてそうでしかないことをマルクスもエンゲルスもレー ニンも言っています。ここにおいて科学技術の発展やインタネットは捨象されねばな りません。つまり科学技術やインタネットが階級支配を買えるのではないのです。又 インタネットは国家権力に完全に把握されています。携帯電話も同じです。これは中 国の問題ではなくの日本の警察、公安がそうしているのです。
＜「ブルジョアジーが労働者から搾取する」というような一眼レフだけで見ていると ＞
ブルジョアジーは労働者階級の剰余価値を搾取していく以外に生きる手段がな
い階級です。働かないで金儲けする連中はその儲けをどこから得ているのでしょうか。
そこをあなたが答える番です。
ＣＳＲ(企業の社会的責任）実にくだらない。企業は利益のみ追求しています。そ
んな修正資本主義が搾取を隠蔽できません。いま企業は無慈悲にリストラ首切りをやっ
ています。国家を挙げて郵便局員をリストラしています。剥き出しの利益追求のため
に多くの労働者が路頭に溢れ、果てはホームレスになっていっています。そんな時代
になにがＳＤＲなのでしょうか。そして共謀法が上程され改憲のための国民投票法案
が出されようとしているのです。これはイラクの憲法制定のように戒厳令的な法律に
守られて9条をなくしてしまう法の制定なのです。剥き出しの帝国主義国家として全
貌を現そうとしている日本に対して階級平和のまどろみからまだ目が覚めないのです
か。
校正のいとまがなく誤字脱字のことごめんください