元民主経営様
このサイトは最近どうも低調なようで、なかなか更新されず、さびしく思っていま
す。投稿者の方たちはなかなかの論客ぞろいで、私などの投稿ははばかられるのです
が、気になっていることがあるのでにぎやかしの意味もあって投稿します。
選挙総括に関する4中総での幹部会報告について、そもそも選挙で何を獲得しなけ
ればならないのかの目標設定が正しかったかが問題だと思います。改憲までに残され
た国政選挙は後何回もありません。小泉改革によって弱者が生きていけない社会が間
近に迫っています。このような時代に、共産党の数議席が増えたか減ったかがそれほ
ど重要なのか、むしろいかにして改憲を阻止するために、護憲派の議員や勢力、潮流
を形作るのか、少なくとも3分の1をこの勢力が占める国会での力関係をどう構築する
のかという視点から、選挙の戦略を考えるべきではないのかという点です。幹部会は、
改憲の危険性を指摘し、だから共産党の躍進が求められているといっていますが、党
だけが、数議席でも増えればいいような、ある意味で独善的な、そもそもこの視点自
身が問題ではないでしょうか。いかにして護憲勢力を国会に送り込むのか、いかにし
て憲法改悪を阻止するのかの展望を示すべきです。