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「障害」者は本当に怒っている

2005/10/18 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター

 今日、10月18日、大阪・中之島公園で全関西の否西日本の障害者グループ合同の「障害者自立支援法反対集会」が行われた。
 「障害者自立支援法」は当該の障害者・家族・支援者などの圧倒的な反対にもかかわらず今国会に再提出され、14日に参議院で可決され衆議院に送られている。
 殆ど収入の見込みのない障害者に「応益負担」として一割の負担を課し、他にも介護時間の短縮、作業所やホームの支援金カットなど、「障害者」に「社会に役立たないものは死ね」とナチス張りに要求するものです。
 私は仲間の支援のため会場前でビラ配りを担当したが、開場の前から車椅子や杖を持つ人、支援に手を取られる視覚障害の人など、みんな怒りに満ちている筈なのに、元気でとても明るく仲間同士で家族連れでドンドン、ドンドン途切れなくやってくるのです。
 何千人集まったか知りません、しかし「健常者」の私としては皆さんの元気に、見事に圧倒されたのです。
 そしてみんな「おはようございます」とか「ご苦労さん」「ありがとう」と声をかけてビラを受け取ってくれる、ビラが配り切れないくらいです。
 確かに「障害者」にとって「自立支援法」は名前と裏腹な死活問題です、集まるのは当たり前かも知れない。
 しかしこれほどに参加者が多く、そしてみんな元気で、怒りのシュピレヒコールを聞いたのは久しぶりの気がしました。
 障害者は本当に怒っている、怒っている、小泉政権に怒りを叩きつけているそう思いました。
 そして今日の最大の目的は、大阪のど真ん中の御堂筋に出て、町の人々に障害者の苦しみと怒りを訴える事です、短めな集会を終り、みんな風船やプラカードをもってパレードです、まだ御堂筋のイチョウの黄葉には少し早かったですが、延々難波までの一車線を占領?してのパレードも元気一杯でした。
 勿論、普通のデモとは違いスローペースで、立ち止まり立ち止まりのパレードですから、その長いこと、解散点前に行くまでにさすが皆さんもお疲れのようでした、しかしこの熱気と怒りは必ず国会に届く事でしょう。
 そうしなければならないと改めて心に誓いました。