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寄らば大樹の陰さまへ

2005/10/24 やすし 50代 自営業 

 寄らば大樹の陰さまの10月18日投稿は、もしかして私のことを言われてい るのかと思いまして投稿するしだいです。
 私は党員でも、(旧来型の)社会主義者でもありません。若いころ中央労働学院とい うところへ資本論の勉強に行きました。しかし、当時の社会主義者の世界観について いけず、社会主義者になれなかったのです。労働価値説や資本主義社会の搾取形態の 解明とか疎外の問題とかは、今日でも学ぶ価値があると思います。

 当時(30余年前)のソ連は、配給の食料などを手にするのに多くの国民が何時間 もかけて並ばなければならない一方、共産党幹部や秘密警察の人たちは簡単に食料を 手に入れていました。そして軍事費には、多くのお金をつぎ込んでいました。とても 理想の国家とは思えませんでした。
 社会党や共産党はそういうソ連に甘かったと思います。実態より社会主義の看板に 弱かったわけです。

 今日平和革新勢力が衰退した最大の原因は、旧社会党や共産党の世界観に問題があ り、多くの国民が信頼しなくなったからだと私は思っています。

 今日平和革新勢力を再建するには、平和革新勢力が正しい世界観を確立し、国民の 信頼を得るというころから出発しなければいけないと思っています。私はそのために、 自分なりに一生懸命やっていきたいと思っています。