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{改革派}知事の後釜に座った男とは?

2005/10/25 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター

 先の宮城県知事選挙で、自民支持で45歳の村井嘉浩が当選した。
 カッコつきといえ「改革派」の浅野史郎前知事に、散々痛められたゼネコン・建設 業界が懸命に支援した結果らしい。
 しかし彼には更に別の顔がある、防衛大学校卒業、松下政経塾出身で元制服自衛官 と言う「顔」である。
 彼は選挙中「松下政経塾で学んだ経営感覚を生かす」と堂々アピールしたと言う、 全国の知事で自衛隊制服組出身は初めてとか、とうとうここまで来たかとの思いであ る。
 この間、長崎佐世保など各地で自衛隊が武装して「町中行軍訓練」を展開した、そ して各自治体による「国民保護法」関連の会合には、必ず複数の自衛隊制服組が参加 するようになった、以前は私服に着替え、ひっそりと会議の末席を汚していた連中が、 今堂々胸を張り大きな顔して参加しているのだ。

 松下政経塾のそれこそ全国制覇が見えてきた、野党第一党の党首となり、各首長や 議会の中心を占めるようになった。
 「経営の神様」「商売の神様」松下幸之助は今頃、下界のこの激変をどう見ている のだろうか?
 彼が現役の時、よく陰口を聞いたものである「松下電器」ならぬ「マネシタ電器」、 研究開発費をケチり、その分宣伝費や営業費を増やし、松下を巨大企業に成長させた のである。
 松下政経塾出身者も、どの顔を見ても、どの政策を聞いても似通っている、その点 「マネシタ電器」とよく似ている。
 こんな連中に政治を委ねてはならない、この国を自衛隊に占領させてはならない、 彼らの営業テクニックに騙されてはならない。