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共産党に思うこと

2005/10/06 molo 40代 自営業

 共産党という党名にこだわるところは、ずいぶんと後進的だと思う。

 このサイトでの投稿では、興味深い理論的な展開がない。

 自民党や民主党は、大企業優先の政策を違った表現でやるだけの違いであって、いまや共産党だけが革新的な政党だと思う。

 共産党の支持が少ないのは、カール・マルクスが答えていると思う。
 人間の意識は、生活の物質的な条件によって規定される、というのだそれ。

 自民党や民主党は、多くの人が支持する。なぜか。
 働き口の多くが、予算で作られるからだと思う。公共事業がそれ。
 だから、共産党が今よりももっと多くの人の支持を得たいなら、そういうことをしないと無理だと思う。

 それに、共産党という党名は、人権弾圧・粛清などの歴史を思わせる。
 もう共産党という看板は、サビだらけでぼろぼろではないかな。
 反共宣伝に金をかけて浪費するよりは、もっと別の方法があると思うが。
 さらには、共産党の理論的な高さにも疑問がある。
 いまだに、社会主義・共産主義になると、商品生産が廃止されるなどという非科学的なことを考えているようだから、理論的にその考えが破綻していると思う。
 話が理論に及んだので一言。
 革命は、商品生産の高さと範囲が変わることで起こるものである。
 だからロシア革命(事件)そのものよりも、その後の生産力の発展が革命である。
 それで何が理論の核心か?
 ソビエトとは、特殊な商品生産を条件にした、一国一資本主義である。生産手段の所有形態が問題となるのではない。
 ところが、生産手段の社会的な所有だろうが、私的な所有だろうが、その生産手段によって生産されたものが、商品である限り、どちらも商品生産であり、資本主義である。
 では、生産物は、なぜ商品形態をとるのか。 (このあとは、また投稿します。)