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民営化

2005/10/09 ロム3

 私はもう年だから自分で自分のことが出来なくなった時のことをたえず心配している。自宅で介護を受けるのもつらいし、出来れば施設に入りたい。一生陽のあたらない薄暗い部屋で昼間から電気をつけて暮らしてきたので、人生の最後は、日の当たる部屋で暮らしてみたいというのがささやかな望みだ。

 公営の施設は、大抵2年待ちだという。民営の施設ならお金を出せば入れてもらえる。でも現在ある施設では、一時金は、1千万円、毎月の費用は、20数万円でとても私が入れるところではない。
 ところが、昨日の新聞で、コムスンが、50万円の一時金で、毎月の費用が、12~15万円位の施設を計画しているという記事があった。これなら私も入れる。朗報だなーと思った。

 もちろん、安かろう悪かろうの待遇であることは覚悟しなければならない。でも、自分の身の丈にあった、施設をえらべば、仲間とも無理なくつきあえるだろう。階層別の生き方を考えて行くより仕方ないと思う。介護保険の適用が平等であるならばよしとしなければならないと思う。

 今日大衆組織の班会があったのでそのことを話した。姑さんが公営の施設に入所している会員の人の話では、入所費が2万円アップしたそうだ。そうやって、民営と公営をならしているのだと思った。

 次に学校の話しに移った。今は、公立の学校に入る子供が少なくなったそうである。私立なら、大学まで受験戦争なしで過ごせるからだそうだ。

 公立の中学校では、小学校を卒業する子供を取り込もうとして苦労しているそうである。部活を重視するので、先生がたは、とても忙しいそうである。女の先生は、子供を産んでいる余裕はなくなったそうである。公立といっても、実質は民営化されているのではないだろうか。

 もう一つ、年金は将来、年齢制限されるのだろう。或る一定の年齢以上を生きた人に払われた年金は、死んでから遺産で返すようになるらしいことが、新聞に書いてあった。

 民営化は、すごいスピードで進んでいる。そのことがいいのか、わるいのか、私はよくわからない。

 ただ一つ言えることは、子供も生めないような状態に労働者を追い込まないでほしいということである。