銀河さんへ
あなたの言っている事は、大変、良くわかります。
私も、以前のように、党が、当選の可能性があるか、社会民主党が、もう少し、力があっ
たら、同じ主張をするでしょう。
しかし、今の力関係の中では、あなたの「民主党が改憲推進の側に立つのを見て、まだ
自説の正当性を主張できるでしょうか。」という一文は、やはり、異論をはさまざるえま
せん。
神奈川県では、参議院の補選が、あります。もし、前原が、党首でなく、前原が改憲論
者でなければ、私は、無条件に民主党に投票してでしょうし、又回りにも、それを呼びか
けていたでしょう。
今回の、民主党の候補は、改憲反対派と聞いています。確かに党議拘束がかかれば、
改憲に賛成せざるえないかも知れません。
しかし、彼女が改憲派だとしても、自民党の川口が当選するよりも、まだましなので
はないですか。
確かに、改憲阻止、安保反対は重要ですし避けて通れない課題です。
私たちが、全学連で活動していた時、全共闘一派から、「基地、基地、バッタの安保ンタ
ン」と罵声をよく浴びられました。
この問題は、確かに、譲る事のできない課題の一つです。
しかし、小泉ファショ独裁の野望を阻止するためだったら、次善の策も考えざるえないの
ではないですか。
小泉チルドレンがヒトラ-・ユ-ゲントに見えるのは、私だけでしょうか。
確かに、前原の発言以後、民主党に入れるか、共産党に入れるか、迷っています。前原
が党首にならなかったら、無条件で民主党に入れていたでしょう。
しかし、これは、あなたが言うように、「自説の正当性を主張できるでしょうか」とい
う問題ではなく、確かに、憲法問題は、重要ですが、それよりも、小泉のファショ的独裁を、阻
止するためには、どうしたら良いかという問題なのでは、ないでしょうか。
私も含めて、今回、民主党に投票した人が、改憲勢力に、加担したともとられかねない
銀河さんの「民主党は改憲勢力である」という文章は、言いたい事は判りますが、受け入
れる事はできません。
ちなみに、必ず、投票に行っていますが、共産党に投票しなかったのは、今回で、二回
目です。
しかし、今後は、比例区では、共産党に入れますが、原則的には選挙区では、野党で、最
も、当選の可能性が高い候補に入れます。
確かに、民主党で、明らかな、改憲勢力は、入れるつもりはありませんが。
私自身も、改憲阻止を基準にするか、小泉のファショ的独裁を阻止する事を、基準にする
か、迷っているところです。
だから、あなたの「民主党が改憲推進の側に立つのを見て、まだ、自説の正当性を主張
できるのでしょうか」、という主張に違和感を覚えます。
みんな、どのように、今の状況を打破したらいいのか、迷っているのです。