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一般投稿欄

共産党四中総での微修正ー「綱領路線を語ろう」が入った 

2005/10/12 とんび 40代 医療専門職

 共産党が10月10日に四中総を開催しました。志位委員長の報告と結語が公開さ れました。その中で、9.11の総選挙を「善戦健闘」+「目標未達成」とみた。前半 は内輪向けで、後半にてようやく負けを認めたと思われます。
 さらに注目すべきは、「確かな野党」公約の土台に新綱領の路線がある、綱領の日 本改革論を学び語ろう。ということが示されたことです。「確かな野党」へのこだわ りについては、理解困難ですが、これも後半に意味がありそうです。拙いながら、 8.21の一般投稿欄で、私は「新綱領が問われている」と投げかけました。その点から すれば、選挙前・中に、この観点で闘うこともありだったのに、との感です。
 ただし、「民主連合政府をつくる」という新綱領の眼目からすると、どのように、 共同戦線的に勢力を結集するかがみられていません。それから、選挙中に志位氏が主 張した「政府提出の郵政民営化関連法案反対」の共同した取り組みは、志位氏のいる 衆議院ではついに不発でした。
 ただ、今後は、2007年の統一地方選挙が節目となると、「確かな野党」論では支持 や議席の拡大はみこめず(というか共産党が与党の自治体では大混乱)、やはり、改 革のビジョンを打ち出す必要性があるのでしょう。地方、特に知事・県議・指定都市 市長・指定都市の市議の動向に注目します。例えば、田中康夫長野県知事にはどう対 応するのでしょうか。