私は若いころ家庭の事情もあり、働きながら学んでおりました。べ平連には入っておりましたが、過激派のことがよくわからないのでデモを見学に行ったことがありました。
30年以上まえのことでよくは覚えていないのですが、たしか明治公園で社青同開放派(?)の集会のあとデモになったのですが、公園の木を切って機動隊に投げつけたり、路上の車に火をつけたりしていました。まるでわがままな子供がやっている戦争ごっこのようで、生活臭がまるでありませんでした。デモの規制などまるで機動隊の街頭訓練に利用されているようでした。
さらに驚いたのは、デモの後半に突然機動隊の偉い人が出てきて、デモ隊の先頭で指揮をしていた学生(?)の頭をヘルメットごしに殴り、なんか文句をつけたのです。さらにさらに驚いたことにその殴られた学生(?)はなにも抵抗もしなかったのです。ようするに、官憲とつながっているのが、みえみえでした。
こういう過激派のせいで、民主的なデモもいろいろ規制を加えられていきました。
彼等の主な成果といえば、スカンジナビアンさんがいわれるように内ゲバで多くの死傷者を出したことと、成田闘争に介入してその解決を袋小路にしてしまったことです。
党が彼等から距離を置くのは党の防衛からしても当然のことです。