11.5のRK様のご投稿にて、いわゆる「新左翼」でも憲法改悪反対ならば排除すべきではないのでは、と考えられるご投稿がございました。たしかに、日本国憲法9条1.2項を守るという一点での一致は、とても重要です。同時に、本当に幅広い国民の支持を得て、しかも、現政権内通が明らかな挑発者には厳しい態度をとることは不可欠な課題と思います。
護憲についての意見の違いをこえても、革マル派、中核派、解放派、マル青同(現民主党主流に影響)、「共産同」系爆弾テロ集団の36年間にわたる暴力とテロリズム礼賛は看過できない事実です。したがって、彼らがこれらの行動への自己批判と決別抜きに、護憲運動に接近してくる場合には、事実と道理による警戒を欠かせません。革マル派、中核派は巨大労働組合・巨大私学学生自治会が資金源としてあり、マル青同には民主党を通じた政党助成金が流れていることを見落としてはなりません。
なお現状での問題点は、RK氏がご指摘のように、共産党が十分に彼らの問題点を説明できないでいることです。その意味で、しんぶん赤旗の舌足らずは問題です。しかし、学生運動、労働組合運動の現場にいれば、目立つこと・マスコミ受けすることはやるが、日常的には小泉派もしくは民主党の一部の馬の足に過ぎないことはすぐわかります。40年近く謀略と殺人傷害にうつつを抜かし、しかも、「超法規的措置」として日本政府により守られている・これらの組織への幻想はただちに一掃されるべきでしょう。現行犯以外とりしまられない右翼・暴力団と、市民から見た場合差がないのですから。