長く共産党のフアンであり、選挙の度に期待して来た。しかし、このままでは、この党は永遠に政権は獲れない。政治の主要舞台に踊り出ることも無く、泡沫政党として消える運命にある。最大の理由は、冷戦終焉後、世界の「反米」の担い手が共産主義では無く、イスラムを中心とした宗教や民族主義に取って代わられたと言う現実がある。要するに、党は世界に共同戦線を組む仲間も無く孤立無縁の闘いをしている。もちろん、国内でも孤立しており、人民戦線など夢の又夢だ。
こうした現状を打破し、党再生の息吹を吹き込むには、党員の皆さんに党改革に立ち上がって貰うしか無い。まず、(1)陳腐化した「綱領」の改定、(2)
党のより大衆化(入党基準の緩和、党活動拘束の緩和、党費の値下、民主集中制の廃止)→阪神ファンクラブの様に大衆的、自由、活力のある党にする、(3)
党名の変更、(4)
選挙戦術戦略の大幅見直し(TVの積極的活用、他党との柔軟な共闘、マキアベリな狡猾な戦術)...。民主党の与党化、社民党/共産党の泡沫化の中、国民大衆は「確かな野党」を求めている。しかし、党が国民の求める「確かな野党」になるには、そろそろ党自身が変わらねばならない。それは、あいも変わらない中央からのなし崩し的、欺瞞的なものであってはならない。党内下部のエネルギーを爆発させ、国民大衆からも見える党内革命であって欲しい(東大出の党首は、もう飽き飽きだ。
もう少し、国民受けするキャラを党の顔にせよ!)