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一般投稿欄

薬漬けのこんな“軍隊”なんか要らない!(怒)

2005/11/07 民主党支持を辞めた男 20代 中小書店員

 11月7日、またまたまた自衛官が薬物事犯で逮捕された。今度は陸上自衛隊、和歌山方面だという。
 これで陸・海・空 三軍すべてで、薬物に手を染めた逮捕者が出たことになる。とんでもなく異常事態ではないか!
 かつて平和学校で講師が「軍隊に強姦事件はつきものです。極端な男社会で縦割り官僚主義。軍人のストレスは相当なもので、そのハケ口として女性を辱めてしまうのです。とくに米・英軍がひどいのですが、豪軍や仏軍、独軍にも強姦事犯はゼロではありません」と語っていたが、麻薬や覚せい剤の及ぼす罪悪、社会に与える破壊的影響力はそれ以上ではないか。
 と言うよりは、厳正な対策をビシビシ断行しないと、日本の不特定多数の一般市民にとり、《絶えざる恐怖が常態化する》と思う。
 なぜなら、麻薬で事理弁識能力を失った空自隊員が、民間航空機に向けて搭載ミサイルなどを「誤射」するかもしれないし、また、海自隊員が潜水艦で野放図な浮上訓練をしでかし、民間客船・フェリー船などを破壊撃沈させる惨事が起こり得るからだ。
 これは「ありえない」ことでは決してないだろう。(たとえ薬物に汚染されていなくても)風俗産業にハマり、消費者金融などで借財をつくる隊員の問題がマスコミなどで知れ渡ってきた時代である。それだけでなく、ただでさえ、陰湿きわまる隊内イジメで毎年、自殺者が出ているし、遺族が民事訴訟を提訴しているケースすらあるのだ。約2~3万人という全自衛官総数の多さからか、精神的ケアが為されていないとしか思えず、懸念事項が現実のものとならない保証はどこにもないのではないか。自衛官・軍人の犯罪は、自分ら民間人にとり決して他人事ではないと思う。

 自分は、11月7日を以って自衛隊に対する認識を大きく変更した。
 それ以前は《専守防衛》派、つまり、日本の領土と国民の生命・財産を守れるだけの必要最小限度を越えない範囲(ペルシア湾掃海艇常駐やイラク派兵など論外。)で、自衛隊の存続やむなしの思想に立っていた。

 しかし、11月7日からは次の立場に立つことに決めた。連続した薬禍(薬物事犯)だが、今回を最後に1人も薬物自衛官を出さない再発防止策や隊内教育を講じ、納税者の面前にそれを誓約しない限り、自衛隊そのものの存続に反対する、という立場だ(これで旧社会党的な左翼?に近づいたかもしれない?)。
 ITを駆使した最新型戦闘機のパイロットや潜水艦乗組員と言えば、どこの国の軍隊でも言わば「隊内エリート」だ。それがよりによって、ヘロヘロ状態で軍事訓練・操縦をしでかすなど、「これが精鋭のイスラエル軍とかだったら、終身刑かもしれない」と、軍事問題に詳しい某評論家が語っていた記憶がある。

 ともあれ、国民の血税で賄う自衛隊員に薬物汚染がひろまり、前後不覚に陥ったならず者隊員に、誤って生命を奪われるかもしれない――という恐怖が現実とならないことを、強く望むものである。平和を愛する国民が税金泥棒に殺される筋合いなどないのだ。

PS:米海軍原潜の横須賀2008年配備絶対反対!!