希流さんへ。
>あなたが主張しているのは、自分たちと立場が異なるグルー プに対して暴力を行使するようなグループには統制が必要であ る、ということで、統制の対象が極めて具体的に限定されてい ますよね。
いいえ。統制の対象を限定していません。集会実行委員会の 統制の対象はすべての集会参加者です。
革マル派と解放派という具体名はこの党派にのみ統制が必要 という意味で挙げたのではありません。
「確かに様々な集団の参加があり、トラブルを避けたいこと は理解できる」との寄らば大樹の陰さんの主張に対して具体例 を知っていながら抽象的なことをいうのは説得力が弱まると思 い、実例としてあげただけです。
『しかし寒いなか「開演は1時だから外で待て」』と寄らば 大樹の陰さんがご自身で書いていらっしゃることから、寄らば 大樹の陰さんは午後1時前に会場前についていらっしゃると予 測できます。
そういう方が革マル派や解放派に気がついていないとは思わ れません。
>しかし、寄らば大樹の陰さんの主張は集会の参加者全体に対 して行われている統制について述べているのであって、そこで は明らかに統制の対象が異なっているわけです。
私の主張も寄らば大樹の陰さんの主張も集会参加者全体に対 して行われる統制について述べていることは明らかですが。
しかも寄らば大樹の陰さんの以下の書き込みを見るならば統 制それ自体には反対をしていません。
『さてこの集会で気になったことがある、それは集会実行委 員会の「統制」が余りにも利きすぎた、目立ったことだ。』
『確かに様々な集団の参加があり、トラブルを避けたいこと は理解できる、しかし寒いなか「開演は1時だから外で待て」 とか「グループの旗やプラカードは誤解を与えるから入り口か ら離れろ」とか「他のクループ批判は許さない」など、普通の 集会では余り揉め事にならないことが、再三実行委員会の手で 行われてしまい気になったのである。』
『「統制」を感じさせない自由な空間の中で自由な意見交換 、闘いの団結と連帯が行われるべきではないかと思った。』
『実行委員会の皆さんの心配は分かるが、もう少しの配慮が 欲しかったと思う、』
統制することに対してもう少し配慮がほしいというのが寄ら ば大樹の陰さんの主張だと思われます。
私はあの形態では統制することに対しての配慮より、目立つ ことによる抑止力と一般参加者の安心感に寄与することが重要 であると考えています。
>それにしても、生命の安全を守るとはなんとも大げさな話で すね。実際に、こういう集会で統制が行われなかったがために 、殺人でも起きたというのでしょうか?
「生命の安全を守るとはなんとも大げさな話」と希流さんが 思うのは勝手ですが、新左翼の歴史を少しでも知っている人に とっては全然大げさな話ではありません。
>統制がなかったから集会で暴力沙汰が発生した、という話だ って正直最近では聞いたことがありません。そういうことが現 実に起きているのでしょうか。
最近ではないようです。しかしだから安心とは言えません。
革マル派、解放派、中核派などは自分と意見の違うグループ に暴力をふるうことを自党派の戦略の重要な一部と位置づけて います。
この戦略が放棄されていない以上、現在はたまたまそういう 事態になっていないだけであって、いつ開始されるか分かった ものではありません。
また、「誤爆」という形で巻き込まれ、関係ない人が殺され ている事実もあります。
集会で暴力沙汰が発生しないから統制はいらないなどとはこ ういう事実を知っている人は思わないのではありませんか。
>現実的に暴力沙汰なり、そういう問題が生じているのであれ ば、確かに統制という手段が行使されることもやむをえないで しょう。
革マル派、解放派、中核派などが自分と意見の違うグループ に暴力をふるうことを放棄したと公式に表明しない以上、残念 ながら暴力沙汰がいつ復活してもおかしくないといえるでしょ う。
こういう実態では統制は残念ながら必要と言わざる得ません 。
>しかしそうでもないのに、闇雲に危険ばかりを強調して、集 会での統制を正当化するのは適切な発想だとは思われません。
集会で暴力沙汰が発生していないから、統制がいらないと主 張するのは適切な発想だとは思われません。
>かえって集会の活力を削いでしまう結果になってしまうので はないでしょうか。
日比谷野音の入り口での統制は、寄らば大樹の陰さんの書き 込みのようにありました。しかし集会開始後は統制に気づきま せんでした。
希流さん。『集会の活力を削いでしまう結果になってしまう のではないでしょうか』とおっしゃるのならその具体例を教え てください。
銀河さんへ。
私の質問に答えてください。お願いします。