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共産党は憲法改悪反対運動から手を引け

2006/01/13 共産シンパ 50代

 新社会党から共産党に対して社民党を含めた「憲法改悪 阻止の共同」をにべもなく拒否した。呆れてものもいえない。 政党間共闘の必要性がないといいたいのだろう。「共同」が国 政選挙での共闘を意味していることは間違いない。改憲国民投 票法案や改憲案が具体的に国会に上程された際に一定程度の歯 止めをかける乃至国民に法案の問題点を徹底的に詰める意味で 少しでも多くの議席を獲得することは必要である。
 然るに今回の共産党の態度は憲法改悪反対を願う国民への背 信行為そのものだ。政治は数も必要である。多くの議席獲得へ の活動と憲法運動との融合は一層求められよう。一体、共産党 は共産党は何を考えいるのか。単独で改憲阻止できると思って いるのか。できるわけがないではないか。
 無党派との共同をといいたいのか。しかし、肝心の無党派も 共産党は掴みきれていない。社民党そのものも腰の定まらない 、民主との選挙協力などしているなかで、その中間的位置にあ って自治体首長選挙などでは共闘の実績もある新社会党の役割 は少なくない。これをも切って捨てる共産党はもはや憲法活動 にとって無益であり改憲勢力を喜ばせるだけだ。憲法を守ると いう看板をたため。